JA農産物直売所「よらん野」は、9月1日、旬を迎えたブドウ「シャインマスカット」の収穫体験を筑後市で開きました。抽選で選ばれた来店者親子20組を招待し、地元農産物の魅力をPRしました。
体験は、同市の生産者、角亮一さんの園地で開かれました。JA園芸指導課の担当職員が、シャインマスカットが12年前からJA管内で栽培されていることや、部会で生産するブドウの約15%を同品種が占めていることなどを紹介。また、果皮がクリーム色からやや黄色になっているものがおいしいなど、同品種の見分け方や収穫方法を説明しました。参加者親子は、たわわに実った同品種に「おいしそう」などと歓声をあげながら、1組2房を収穫しました。
参加者の一人は「シャインマスカットは種がなく皮ごと食べられるので家族みんな大好き。よらん野でも買って食べてみたい」と笑顔で話していました。
よらん野の原龍徳店長は「シャインマスカットは子どもたちに大人気の品種の一つ。今後も参加型イベントを企画し、地元農産物やJAファンづくりに力を入れていきたい」と話していました。