福岡県立八女農業高等学校は11月22日、八女市黒木町にある同校の演習林で林業体験学習を行いました。
この演習には、1学年全生徒約120人が参加。森林組合や同校の同窓生ら30人が指導を行い、安全に樹木の伐採や草刈りを体験しました。
同校では、通常の授業では学ぶことが難しい林業技術習得をはじめ、樹木、草木に囲まれた環境を体感してもらおうと毎年この時期に必ず林業体験学習を行っています。
演習林は、昭和15年に同校職員および生徒の手によって植林。面積約13ha、主にヒノキ、スギ、クヌギが植林されています。
黒木林業振興会会長を務める宮園福夫さんに指導を受けた鴻江竜輝さん(16)は「初めてチェーンソーを使って木を切ったので緊張しました。講師の先生から分かりやすく指導していただいたのできれいに切ることができました」と笑顔で話していました。