JA農業振興課は11月23日、JAファンづくりの一環として、農業や自然の大切さを学んでもらおうと、八女市黒木町で「ファームステイ収穫祭」を開き、JA管内外から、8家族31人が参加しました。ダイコンやハクサイ、落花生やカブなど、収穫時期を迎えた旬の野菜の収穫を体験しました。
児童は、青年部員で受け入れ先の椿原誠さんから、大きな野菜の見分け方や収穫のコツなどの説明を受けた後、畑に入り「こんなに大きいのが採れた」と、保護者や生産者と一緒に笑顔で収穫を楽しみました。
体験後には、児童が夏休みに餌を与えたカモの丸焼きなど、昼食準備に奮闘。参加者親子は、2本の竹材を小刀で細く削って昼食時に使う箸作りにも挑戦しました。
児童は、今年の7月に2泊3日の日程で開かれた「JAふくおか八女夏休み子どもファームステイ」にも参加し、同町の農村で田舎暮らしを体験しています。
鹿児島県のいちき串木野市から参加した篠原ほのかさん(8)は「たくさん野菜がとれてうれしかった。落花生が特に好きなので家族みんなで食べたい」と笑顔で話していました。
