西日本一のガーベラ生産量を誇るJA花き部会広川ガーベラ部で、平成30年産ガーベラの出荷が順調です。年間通して出荷されるガーベラは、今年5月以降に新しく植えたものが現在開花期を迎えています。今年産は好天に恵まれ順調に生育。生産者の徹底した栽培管理もあって、花びらに色艶のある高品質なガーベラに仕上がっています。
この日、JA下広川ガーベラパッキングセンターには、赤やピンク、オレンジなど色とりどりのガーベラが約2万本持ち込まれ、関東・関西・中国・九州の市場に出荷されました。平均気温が20度近くになる9月下旬頃から出荷が本格化し、多い日には日量5万本の出荷を見込みます。年間で約530万本の出荷を予定しています。
同部は約130品種のガーベラを現在8人で2・4ha作付けしています。消費者の需要の変化に応じ、毎年新品種を約20種類ほど取り入れています。
この日は、出荷本格化に合わせて目合わせ会を開き、生産者や選花員19人が参加しました。JA担当職員が茎の曲がったものや奇形、色抜けなどのある花を手渡すと、参加者は見比べ話し合いながら入念に出荷規格を確認しました。
同部の熊添裕史部長は「適期収穫を心掛け、秀品をたくさん持ち込めるよう栽培管理に気を付けよう」と呼びかけていました。