JAは、7月27日~31日の計5日間、地元高校のインターンシップ(就業体験)を受け入れました。
この就業体験は、地元企業などの業務内容を学んで視野を広げ、将来の職業選択の参考になる前向きな職業観を育てるために行われているもので、JAは毎年生徒を受け入れています。
福岡県立八女農業高等学校の2年生計5人が、JA立野広域集出荷場で、出荷が最盛期を迎える梨の箱詰め作業や、梱包作業などを体験しました。
同校の鳴神颯馬さん(16)は、生産技術科に在籍し、コンバインなどの農機全般や、梨・桃の栽培方法などについて学んでいます。家庭は農家ではありませんが、農業に興味があって同校に入学しました。
初めて選果場を訪れたという鳴神さんは、計4日間で就業を体験。31日には、梨を選果場のラインに一つ一つ向きや形を揃えて設置する作業に挑戦しました。
鳴神さんは「たくさん出荷される梨を一つ一つ手作業で並べるのは大変だった。将来の進路はまだ決まっていないが、この体験を今後の参考にしたい」と笑顔で話していました。