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深緑光る!「県境(けんざかい)きゅうり」出荷順調

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出荷前の県境きゅうりを手にする松尾会長
出荷前の県境きゅうりを手にする松尾会長

 JA立花きゅうり研究会で、6月6日から始まった夏秋キュウリ「県境(けんざかい)きゅうり」の出荷が順調です。6月20日には、約1tを北九州や広島の市場へ出荷。8月にピークを迎え、10月下旬まで出荷は続きます。深緑光るみずみずしい色とシャキシャキとした歯ごたえが魅力で、地元の学校給食でも定番の夏野菜です。

 平成30年産は、5月上旬の定植期以降、降雨も少なく病気の発生も見られず順調に生育。また、夜温があまり低下しなかったことで果実肥大も良好です。同研究会13人で収量180t、販売高4,800万円を目指します。

 「県境きゅうり」は、昼夜の気温差が大きい中山間地域の特色を生かし、すべて露地で栽培する。主な品種は、病気に強く、果色・光沢に優れ、秀品率が高い「ビュースター」と甘く収量が多い「豊美2号」など5品種以上の品種を作付けしています。

 同研究会は、土地の標高や日照時間を考慮し、栽培しやすい品種を生産者が選んで作付け。収量の多い品種や病害虫に強い品種など新品種も積極的に取り入れています。また、5月、6月、7月と分けて定植することで、労働力の分散や長期間の出荷による有利販売を図っています。

 松尾信行会長は「今年は販売単価も前年より高値で推移しており、消費者へ新鮮で高品質なキュウリを届けるべく、さらなる管理作業に力を入れたい」と話していました。


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