JAリーフレタス部会が11月10日、鮮やかな赤緑の葉が特徴のサニーレタス(品種=晩抽サーフレッド)、89ケース(1ケース4㌔)を北九州の市場へ向け初出荷しました。
平成28年産は、夏場の雨量が例年に比べ多かった影響で定植が遅れたため若干遅れでの初出荷となったものの、台風被害や病害虫の発生も少なく順調に生育し、収量、品質ともに良好。12月中旬に出荷ピークを迎え、5月上旬まで出荷が続きます。今年度は、生産量850t、販売高3億円を目指します。
同部会では、井手久幸部会長を筆頭に71人(前年70人)で50ha(前年47ha)に作付けます。新規栽培者が年々増えており、比較的、冬場の作業が少ない茶生産者が栽培を始めるケースが増えています。71人のうち約6割が茶生産者です。
また、新規に栽培を始める生産者を対象に栽培基礎講習会を開き、生産者の技術向上を図り、品質を統一させ安定した生産出荷を目指しています。さらに、生産者一人一人が農薬の使用履歴の提出を徹底し、安全・安心への取り組みも行っています。
部会員の池田透さんは「今年は、雨が多かった影響で定植がなかなか進まず、全体的に出荷が遅れている。これから出荷量が増えてくるので、管理徹底し高品質なレタスを出荷していきたい」と笑顔で話していました。