11月10日、八女市立花町北山の朽網憲さん(59)が管理している樹に人間の顔をした大きなユズが実りました。
この大きなユズは、中国が原産の鬼ユズという品種。果実は直径2cm以上、重さは1kgくらいになります。果肉は酸味が強く、生食には向かないため、ジャムやマーマレード、ユズ酒などに利用されます。別名で獅子ユズとも呼ばれています。
朽網さんは、冬至のユズ湯風呂用にこの鬼ユズを栽培していました。
朽網さんは「鬼ユズは、大きくてボコボコした果実がなる品種だが、よく見たら鼻筋が通ったような人間の顔のようで面白い形だったので、多くの人に見てもらおうJAに持ってきた」と笑顔で話していました。
この大きな人面ユズは、JAふくおか八女北山支店の女性職員が紙で作った目とほっぺたを貼り付けて飾られ、窓口で来店者を和ませています。