JA黒木集荷場で8月26日、秋の味覚、栗の出荷が始まりました。平成28年産は、天候に恵まれ色つやが良く、病害虫の被害も少ないなど例年同様高品質な仕上がりです。
商品性向上に向け出荷規格に基づいた選別作業を徹底しているJAの栗。各生産者が収穫後に自宅で特大、大、中、小に選別して異なる大きさの栗の混入を防ぎ、26㎜以下のものは出荷していません。また、裂果、病害虫被害、腐れの有無など厳正に検査しています。さらに、集荷場に出荷された栗をJA担当職員が、ライトの下で1ネットずつ傷や虫食い、重さを再度検査しています。
現在、青果用の他、菓子用となる原料の栗を広島県内の市場等に出荷しており、ピークは9月下旬ごろ、10月上旬までの出荷を予定しています。
JA担当職員は「昨年産は収穫間際の台風の影響で収量が少なかったが、今年産は順調に始まった。例年並みの収量を見込んでいる」と話していました。