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JAが6月1日に八女市で、新規就農希望者等を対象に、農業・経営に関する技術や知識習得に向けた研修を行う「就農支援センター」の第2期生入所式を開きました。就農に意欲を燃やす研修生をはじめ、講師を務める生産者やJA、行政などの関係者ら約40人が参加しました。
第2期生は30~40歳代の男性で、イチゴ栽培を希望する1人とトマトを希望する4人の計5人。1年間、農業実習や座学などの研修を受けながら作物を栽培し、研修終了後にJAが遊休ハウス等を斡旋、JA管内で就農する予定です。
入所式では、1年間の研修カリキュラムなどの説明を行い、第1期生との意見交換も実施。その後、敷地内を見て回り研修棟やハウス施設を確認しました。
研修生の1人、貝田憲之さん(39)は「熱い思いがあっても知識も技術もないので、1年間きっちりと知識と技術を身に付け、1年後スムーズに就農できるよう頑張っていきたい」と抱負を語りました。
久保薫JA組合長は「趣味の農業は楽しいが、農業で生活するとなると並大抵の努力ではなかなか厳しい。しかし、覚悟とやる気を持ってすればできる。1年間、独立への研修にしっかりと励んでほしい」と激励しました。