
JAすもも部会は5月25日、出荷規格や出荷要領などを再確認し有利販売へつなげようと、黒木町のJA黒木選果場でハウス栽培スモモ(品種=大石早生)の目合わせ会を開きました。
軟らかな果肉と爽やかな甘酸っぱさが特徴のスモモ「大石早生」。平成28年産のハウス栽培の大石早生は、昨年より果実の肥大や色づきが良く、糖度も十分にあり高品質に仕上がっています。
目合わせ会では、JA担当職員が選別やパック詰めの注意点、変更点などを説明した後、再確認としてラッピングの講習会も行いました。また、GAP(農業生産工程管理)の重要性や提出書類などについても再確認し、安全・安心なスモモを消費者に届けようと意思統一を図りました。
今後は6月上旬から出荷される露地物をはじめ、6月中下旬から「ソルダム」、6月下旬から「貴陽」、7月下旬から「太陽」と出荷が続きます。井手新次郎部会長を筆頭に部会員61人で生産量175t、販売高1億2,200万円を目指します。出荷は8月下旬まで続きます。
同部会の三宅浩二施設部長は「いよいよ出荷が始まり各市場からも『大石早生』がほしいと期待されている。しっかりと品質を統一し、外観・味ともに日本一のスモモを出荷していこう」と話していました。