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タブレットを使った情報発信・共有の試験始める

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効率的な情報の発信・共有に期待されるタブレット
効率的な情報の発信・共有に期待されるタブレット

 JA八女電照菊部会八幡支部が、タブレット(情報端末機)を使った情報提供・共有の試験を始めました。

 出荷受付期間や目合わせ会等の開催文書、穂の配布準備状況や栽培管理情報など、農作業に必要な情報の発信・共有の効率化、また、資料をペーパーレス化し印刷・製本・配布の労力やコスト削減を図ります。

 現在、同支部員15人と本部役員の一部で、各自で準備したタブレットと無料アプリケーションを使った試験を進めています。

 資料は、アプリケーションを使ってインターネット上の保存用サーバーにアクセスすることで閲覧できます。安全に情報の発信・共有を行うためセキュリティ面を考慮し、各自の端末にパスワードをかける他、保存用サーバーもパスワード管理しています。

 タブレットは、屋外への持ち運びに適しており、インターネットに接続可能な環境であれば、ほ場でも資料を閲覧することができます。タッチパネルで文字の拡大も素早くでき資料が見やすい利点があります。また、病害虫等が発生した場合は、カメラ機能で写真を撮りサーバーに保存することで、他の部会員にその情報を早期に周知することも可能です。

 5月13日に開いた同支部の定例会でタブレットの説明会を実施。説明会では、同支部の代表者がインターネット上のサーバーに保存した資料(PDF形式)を全員が一斉に閲覧できるかなどを検証しました。

 大塚隆徳支部長は「タブレット導入は、情報の早期伝達やコスト削減等の効果があると思う。将来、全部会員で取り組めるように試験を進めていきたい」と話していました。


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