JAすもも部会は、9月2日、八女市黒木町で来年産スモモの品質アップを目指し、栽培講習会を開きました。
出荷リレー最後を飾る晩生種スモモ「太陽」を8月末まで出荷し、今年産スモモの全出荷を終えた同部会は、これから始まる来年産の栽培管理に向けて重要な剪定作業による樹勢管理や防除対策などを確認し、来年産スモモの品質アップ、収量増に繋げたい考えです。黒木地区の部会員ら10人が参加しました。また同日、八女地区、立花地区でも栽培講習会を開きました。
今年産は、暖冬と開花期の降雨の影響もあり、生産量は減ったものの、全国な生産量減少のため単価が高く推移したことにより販売高は1億4570万円と、部会歴代一位だった昨年に次ぐ高成績となりました。
講習会では、JA営農指導員が来年の収量・品質に直結する秋期の樹勢管理や防除対策を中心に部会員へ説明しました。
同部会では56人が約16haに作付けしています。5月下旬から始まるハウス栽培の「大石早生」を皮切りに、「ソルダム」「サンタローザ」「貴陽」「太陽」など、8月下旬までリレー出荷が続きます。
古賀則夫副部会長は「秋期の栽培管理が来年産の出来を大きく左右する。今年産からのさらなる品質・収量アップを目指し頑張ろう」と話していました。