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知事へ県茶業共進会結果報告と受賞茶贈呈

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受賞報告を受けた小川知事㊥と受賞者ら(樋口夫妻㊨と栗原夫妻㊧)
受賞報告を受けた小川知事㊥と受賞者ら(樋口夫妻㊨と栗原夫妻㊧)

 6月24日、「令和2年度福岡県茶共進会」で農林水産大臣賞を受賞した樋口龍也さん(煎茶の部)と栗原昭夫さん(玉露の部)が、福岡県の小川洋知事を表敬訪問し、受賞報告と受賞茶を贈呈しました。

 福岡県茶共進会は、県域規模では唯一の茶品評会で、県内の茶業関係者が茶の生産技術と品質の向上を図り、本県茶業の発展に寄与することを目的とし、昭和38年から毎年開催。2年度はJA管内を中心に県内茶産地から煎茶118点、玉露117点が出品されました。最優秀賞の中から選ばれる特別賞の最高位・農林水産大臣賞には、煎茶の部で八女市上陽町の樋口龍也さん、玉露の部で八女市矢部村の栗原昭夫さんが輝き、両者とも2年連続での受賞となりました。

 贈呈式には、樋口龍也さんと妻の恵子さん、栗原昭夫さんと妻の亜希子さん、福岡県茶業共進会の藏内勇夫会長、桐明和久副会長、JA茶業部会の江島一信部会長らが出席しました。受賞報告後、受賞茶の煎茶と玉露を小川知事に贈呈しました。

 樋口さんは「今年は、2月から3月にかけて少し雨が多かったため、心配だったが、以降は天候にも恵まれ、味に深みのある一番茶に仕上がった」と話していました。

 栗原さんは「玉露の収穫は全て手摘みで行うので、摘み手さんたちの間隔や作業前の消毒など新型コロナウイルス対策が大変だった。また、春先の冷え込みで被覆による遮光調節が非常に難しかった」と話していました。

 受賞茶を味わった小川知事は「今年は、新型コロナウイルスの影響で、お茶の販促イベントを開くのが難しくなっている中、なんとか消費拡大をさせたいと福岡県のWEB物産展を開き、ネット通販に力を入れている。取り扱う商品の中でも『福岡の八女茶』は人気商品となっている。今後、社会経済活動のレベルを徐々に上げていき、国内外の皆さんにさらに親しまれ愛されるお茶になるようPRしていきたい」と話していました。

受賞茶を飲む小川知事
受賞茶を飲む小川知事

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