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年末需要に向けて八女電照菊「神馬」出荷最盛

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出荷が最盛を迎える八女電照菊「神馬」と中園さん
出荷が最盛を迎える八女電照菊「神馬」と中園さん

 全国有数の菊産地として知られる、JA電照菊部会で、主力品種の白菊「神馬」が出荷最盛期を迎えています。

 周年で菊を出荷している同部会。12月18日、八女市のJAフラワーセンターには、2,200ケース(1ケース150~200本)が持ち込まれ、北海道から福岡まで全国の市場に出荷されました。他の品種と合わせて、輪菊全体で生産本数約4,700万本、販売高約25憶2,980万円を見込みます。

 秋菊「神馬」は、純白の花と艶のある濃い緑の葉が特徴。日持ちも良く、冬場では1か月以上も咲き続けます。令和元年産は、9月の定植後の好天に恵まれ順調に生育。病害虫の被害もなく、持ち込む生産者らも高い評価を口にしています。

 同部会は現在、111人が約100haに作付けします。白輪ギクなど、平坦地を中心に施設栽培により、夏秋ギク「精の一世」、「優花」、秋ギク「神馬」を中心に、周年での安定生産に努めています。また、葬儀需要だけでなく、結婚式でのウエディングブーケや日用品など、消費者に八女産輪菊を気軽に楽しんでもらおうと、PR活動に積極的に取り組んでいます。

 この日、39ケースを持ち込んだ中園昌孝さんは、八女市で約60aに作付けしています。中園さんは「今年産は例年に比べて高品質な菊が多い。年末の需要期に、八女産輪菊を全国の消費者にしっかりPRしたい」と意気込んでいます。


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