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ガーベラの出荷が本格化

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出荷が本格化したガーベラ
出荷が本格化したガーベラ

 西日本一のガーベラ生産量を誇るJA花き部会広川ガーベラ部で、令和元年産ガーベラの出荷が本格化しています。周年を通して出荷する同部では、今年5月以降に定植したものが、現在開花期を迎えています。10月19日、JA下広川ガーベラパッキングセンターでは、約3万本が持ち込まれ、福岡や関西、関東などの市場に出荷されました。最盛期を迎える今後は、日量6万本を出荷し、年間で500万本を見込みます。

 今年産は、豪雨や台風17号などの影響で収量はやや少なめですが、株の樹勢回復管理をするなど、生産者の徹底した栽培管理で、花付きよく高品質な仕上がりを見せています。

 完全共選共販制を敷く同部では、同センターに持ち込まれた色とりどりのガーベラを、17人の作業員が、選花や保護キャップ付け、箱詰めまで分担して行います。中輪・大輪・ポンポンなど、花の種類によって本数を変え箱詰めしています。また、花の鮮度を保つため、10度前後の大型冷蔵庫に予冷するなど、品質管理を徹底しています。

 同部は、約130品種のガーベラを8人が2.4haに作付けします。消費者の需要の変化に応じ、毎年、新品種を約30種類ほど取り入れる一方、「サクラ」「ウララ」「ディズニー」など、同部オリジナルで、定番の品種も人気です。作業員の一人は「毎年、今の時期から春先にかけて忙しくなる。良質なガーベラを全国の消費者に届けられるよう、協力しながら作業に努めたい」と意気込んでいます。


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