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Channel: JAふくおか八女
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ハウス桃出荷始まる

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初出荷されるみずみずしい桃
初出荷されるみずみずしい桃

 JAもも部会で、4月26日からハウス桃の出荷が始まりました。6月上旬に出荷ピークを迎え、7月中旬まで続きます。

 59人で約14.5ha栽培している同部会では、今年、ハウス・露地物合わせて出荷量155tを見込んでいます。

 八女市のJA広域集出荷場には、この日約20kgのハウス桃が生産者によって持ち込まれ、福岡の市場やJA農産物直売所「よらん野」などへ出荷されました。

 今年産は、春先の気温上昇、寒の戻りなど気温変動が大きかったが、生産者のハウス内の徹底した温度管理により順調に生育。例年より若干早く4月からの出荷となりました。糖度も13度とほどよく、食味良好に仕上がっています。部会の主力品種「日川白鳳」の他、「ふくえくぼ」、「加納岩白桃」などを出荷します。

 部会では、今後加温ハウス栽培から、無加温ハウス栽培、トンネル栽培、露地栽培と、作型による出荷リレーが続きます。また、桃は収穫の適期が短いので、ハウスや露地の巡回など栽培管理を小まめにすることで、適熟収穫に努めています。

 出荷された桃は、光センサーで糖度・熟度別に選果。JA担当職員が、果実の表面に指の押し傷がつかないよう丁寧にフルーツキャップを付け、すべて手作業でパックに詰めています。

 JA担当職員は「今年は、厳しい天候の中、生産者の努力により例年に劣らない品質に仕上がっている。生産者には、日々熟度を確認してもらい、適熟収穫に努めてほしい」と話しました。


ブドウ「巨峰」「デラウェア」が初出荷迎える

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出荷基準を入念に確かめる部会員ら
出荷基準を入念に確かめる部会員ら

 JAぶどう部会で5月1日、ブドウ「巨峰」と「デラウェア」の初出荷を迎えました。有核巨峰は約86kg、種なし巨峰は92kg、デラウェアは約70kgを福岡・広島の市場へ初出荷しました。同日、八女市のJA長峰パッケージセンターで目合わせ会を開き、生産者やJA担当職員など約30人が参加。「赤秀」、「青秀」、「丸秀」など、規格の異なるブドウを前に、品質基準や出荷要領を確認しました。

 令和元年産は、春先の、温暖な天候に恵まれ順調に生育。また、生産者の徹底した栽培管理により、玉太りも良好で甘味の中に程良い酸味があるバランスの良い高品質な仕上がりとなりました。

 今後、巨峰は「種なし巨峰」を中心に、「有核巨峰」や「博多ピオーネ」、「シャインマスカット」など出荷は11月下旬まで続き、約1,991tの出荷量を見込んでいます。デラウェアは、5月中旬から6月上旬にピークを迎え、7月上旬まで、巨峰群は8月上旬がピークを迎え、シャインは8月下旬にピークを迎えます。

 同部会は、県内系統販売シェアの約6割を誇る県下最大のブドウ産地で部会員312人が栽培しています。

 JA担当職員は「均一な出荷基準のもと、品質にばらつきがないよう出荷体制を整え、有利販売に繋がるよう部会一丸となって頑張りたい」と意気込みを話していました。

【ジャフィーくんの部屋】黒木の大藤が見頃を迎えたよ!

JAが管内の子ども食堂に食材を提供

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JAが提供した食材を調理する子ども食堂スタッフ
JAが提供した食材を調理する子ども食堂スタッフ

 JAは、管内の子ども食堂に米や野菜などの食材を無償で提供し、子どもたちの健全育成や実施団体の運営を支えています。

 米は八女市社会福祉協議会フードバンク事業として、平成28年度に「ヒノヒカリ」120㎏を提供し始まりました。今年度は八女市内の子ども食堂計3か所に240㎏を昼食用として提供。Aコープ八女店で5㎏単位のお米引換券と引き換えに現物を渡します。野菜などの食材は、同店農産物直売所に出荷する生産者によって、同店を通して提供されます。

 同市のボランティア団体「チャイルドサポートネットワーク」が運営する「土曜クラブ」では、毎週土曜日11時半から子ども食堂を開いており、小中学生や地域住民約60人が集います。4月27日のメニューは「子どもの日」にちなんだ赤飯と豆ご飯、白ご飯。おかずにイワシの煮付けと普段草のマヨネーズ和え、春野菜のサラダ、肉団子のスープ。デザートにフルーツヨーグルトと豊富です。米は1週間前に子ども食堂がJAに注文します。その他の食材は金曜日に同店が提供したものを、同団体の調理スタッフ約15人が当日にメニューを話し合いながら腕をふるいます。スタッフが季節の行事や栄養バランスを考え毎週メニューを工夫。副菜が充実していることが同食堂の自慢です。

 同団体は、地域の子どもたちの食と学習を支援しようと、平成28年に立ち上げられました。代表の下川京子さんは「新鮮で安全な食材の提供はとてもありがたい。食堂で食べることで、苦手な野菜が食べられるようになった子もいる」と笑顔を見せています。

 同団体が実施する子ども食堂の魅力は、困難な環境を抱える子どもだけではなく、友だち連れや家族連れ、高齢者など誰でもオープンに参加できることです。下川さんは「さまざまな世代が触れ合うことで、食堂が子どもたちだけでなく地域の人たちにとっても必要な居場所になってくれたらありがたい」と話します。同団体では食堂の他にも、子どもたちの学習をスタッフがサポートしています。今後は収穫体験など、食育活動の幅を一層広げていきたい考えです。

昼食のメニュー。スタッフが当日に食材を見ながらメニューを考案。副菜が充実しています。
昼食のメニュー。スタッフが当日に食材を見ながらメニューを考案。副菜が充実しています。

麦収穫控え検査技能のさらなる向上へ

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一皿ずつ等級と品種を鑑定するJA職員
一皿ずつ等級と品種を鑑定するJA職員

 福岡県内で麦の収穫を間近に控え、福岡県JA農産物検査協議会が主催する「令和元年産麦類検査技能確認会」が5月9日~21日の延べ5日間、県内4カ所で開かれています。

 麦の検査業務を円滑に進めるため、検査員の鑑定技能を再確認し検査技術の向上を図ることが目的です。県内の農産物検査員の資格を持つ職員や、専任検査員ら約250人、うちJAふくおか八女からは30人が参加します。

 9日にはJA全農ふくれん物流センターで確認会が開かれました。検査員は、丸皿に入れられた麦に顔を近づけ、粒の大きさやそろい具合等を一皿ずつ入念に確認。「チクゴイズミ」「ちくしW2号」といった普通小麦や普通大麦、ラー麦等計57点の等級や品種を鑑定しました。

 JA管内では、5月15日から大麦「はるしずく」の収穫が始まる見込みです。JA農畜産課の担当職員は「検査業務をスムーズに進めることで、高品質な麦出荷に努めていきたい」と話していました。

夏秋ナス販売数量330t目指す

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生産概況や販売計画を確認した取引会議
生産概況や販売計画を確認した取引会議

 JAなす部会は5月9日、本店別館で「令和元年度夏秋ナス取引会議」を開きました。今年産夏秋ナスの生産重点事項や販売方針を確認し、産地と市場の連携を図りながら高単価での販売を目指します。販売数量330t、1㎏平均単価360円、販売金額1億1800万円を計画します。

 会議にはJA役職員、部会員、市場関係者ら25人が参加しました。JA担当職員が今年産の概況について説明しました。今年産は43戸が398aに作付け。定植後は、概ね好天に恵まれたことや平均気温が高めに推移したため順調に生育。4月29日に出荷が始まり、以降も高品質な仕上がりが期待できます。

 生産重点事項では、安全・安心なナス作りの推進として、栽培記帳や生産工程管理の記帳記録を徹底します。また、地域性が異なる中での高品質な栽培技術の確立を図ります。販売方針では、出荷予測調査による的確な産地情報の提供を踏まえた販売強化など6項目を申し合わせました。

茶直売所で6周年感謝イベント開催

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人気だった「水出し新茶」の店頭販売
人気だった「水出し新茶」の店頭販売

 JA茶直売所「一芯庵」は5月11日、創業6周年を記念し、入れたての新茶でお客さまをもてなし、日頃の感謝を伝えようと創業祭「新茶祭り」を開きました。

 イベントでは、入荷したばかりの星野新茶「天雫の天寿」100g1,080円(税込)など、店内商品を当日に限り通常価格より2割引で販売。また、店頭では新茶「天雫の和」を使用した水出し新茶を100円で販売し、多くの来店者でにぎわいました。

 また、2,000円以上の購入者には商品券などが当たるお楽しみ抽選会が開かれ、5,000円以上の購入者には急須がプレゼントされました。淹れたての新茶を試飲した来店者は「八女新茶は味が爽やかで香りも良い。遠方に住む家族や友人に買って贈りたい」と笑顔で話していました。

 一芯庵では、約40種類以上の煎茶や玉露の商品をはじめ、贈答用のギフトセットや八女産の玉露をふんだんに使った「八女玉ろまん」などの茶菓子を販売。また、専門スタッフによるお客さまのお茶の好みや用途、予算に合わせたお茶選びのほか、年に6回「お茶の淹れ方教室」を開き、八女茶の魅力の発信に力を入れています。

 JA担当職員は「今後も精力的にイベント等を開き、八女茶のおいしさを地域内外に広くPRしていきたい」と話していました。

「不動産情報」を更新しました


「令和」にかける梅初出荷

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小梅「光陽」を集荷する生産者とJA職員ら
小梅「光陽」を集荷する生産者とJA職員ら

 九州でも有数の生産量を誇るJAうめ部会で5月10日、令和元年産梅の出荷が始まりました。新元号「令和」が「万葉集」の梅花の歌に由来することもあり、部会の今年産にかける意気込みは強いです。JA同部会の鵜木雪弘部会長は「新元号の由来にあやかった高単価での販売に期待したい」と胸を膨らませています。

 10日、JA立花中央選果場では小梅「光陽」を8・8t集荷しました。荷台いっぱいに梅を敷き詰めた軽トラックが選果場を行き交い、活気づいていました。同品種は5月いっぱいまで集荷が続き、最盛期では日量10tを超えます。以降は大梅「鶯宿」「玉英」「南高」と6月中旬まで続きます。福岡県内をはじめ、熊本・宮崎・鹿児島など九州の市場を中心に、出荷量270t、販売金額1億900万円を目指します。

 今年産は、ここまで生育期の好天に恵まれ高品質に仕上がっています。選果場に持ち込んだ生産者も「少雨のおかけで病気や傷が少なく色付きも良い」と口をそろえています。

 同部会は、今年産は107人が約39haに作付けします。収穫の時期を見計らいながら、適期防除に努めています。収穫では果実に傷がつかないよう丁寧に手作業で収穫します。

 この日選果場に小梅を持ち込んだ鵜木同部会長は「小梅から大梅へ切れ目のないリレー出荷を心掛け、令和にかける高品質な梅を消費者まで届けたい」と話していました。

お母さんありがとう!よらん野「母の日」に花販売好評

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母の日に贈る切花を選ぶ来店者
母の日に贈る切花を選ぶ来店者

 JA農産物直売所「よらん野」は5月12日、「母の日」に合わせて多種多様な花を販売し好評でした。

 同日には、カーネーションや菊、バラなど花コーナーでの通常販売に加え、ガーベラやソネットなど生産者が丹精して育てた約10種類の切花をワンコイン100円で販売。高品質な花を手軽に購入できるとあって、家族連れなど多くの来場者が母親に対する日頃の感謝の気持ちを伝えようと花を選んでいました。

 また、ランやアジサイなどの寄せ植えも販売し人気。購入した来店者の一人は「『よらん野』の花は高品質で一般の生花店より安い。花が枯れても苗を植えてまた楽しめるのも良い」と笑顔でした。さらに見た目が可愛く栽培も容易な多肉植物や、観賞用の植物標本「ハーバリウム」など、多様な形態の花を楽しんでもらおうと販売しました。

 他にも当日には、母の日限定イベントとして「母の日にがおえコンテスト」を実施。子どもが母親を描いた似顔絵を、「最優秀賞」「よらん野賞」など表彰し、展示しました。

母の日に贈る寄せ植えを抱える来店者の子ども
母の日に贈る寄せ植えを抱える来店者の子ども

大豆増収に向けて一致団結 令和元年度大豆生産振興大会

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大豆増収へ向けてあいさつする山口会長
大豆増収へ向けてあいさつする山口会長
優良農家として個人の部で最優秀賞を受賞した石橋さん
優良農家として個人の部で最優秀賞を受賞した石橋さん

 JA普通作振興協議会大豆委員会とJAは5月10日、八女市で「令和元年度大豆生産振興大会」を開きました。

 近年の天候不順や生育不良で大豆の減収傾向が続く中、柳川市の農事組合法人「下久末」代表理事の藤丸賢二さんとJA全農ふくれん営農開発部の橋爪裕さんを講師に招き、土壌対策や排水対策、適期播種など、安定生産に向けた取り組みを確認し合いました。生産者やJA、行政などの関係機関の職員ら約100人が出席しました。

 大会では、JA農畜産課の担当職員が平成30年産の実績について報告しました。昨年産は、着花に影響の大きい8月上旬から中旬にかけて、雨が降らず乾燥した気候が続いたことが、大豆の初中期の生育に影響を及ぼしました。

 増収対策としては、①団地化栽培による作業の効率化と組作業による適期播種②栽培に適した土壌pHの管理と有機物施用による地力の維持③地下排水と地表排水の促進④効果的な除草体系の確立―などを確認しました。

 現在JAでは、498ha大豆を作付け。平成28年には高品質な大豆の安定供給を目指すため、約500haの生産に対応できる大豆共同乾燥調製施設を筑後市に建設しました。山口和美大豆生産協議会会長は「生産者とJA、関係機関が一体となって対策を徹底し、収量増につなげたい」と話していました。

 また、優良生産者表彰では、個人の部で石橋渡さん(八女市)、組織の部で農事組合法人「清流の里古川」「百世」「クリークの里井田」(いずれも筑後市)に山口会長から表彰状が手渡されました。

【ジャフィーくんの部屋】ブドウの出荷が始まったよ!

高品質で希少な味 サクランボ出荷本格化

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みずみずしいサクランボを収穫する井手栄作さん
みずみずしいサクランボを収穫する井手栄作さん

 JA管内の八女市黒木町で、5月1日から始まったサクランボの出荷が本格化しています。

 JA管内でただ一戸サクランボを生産している井手新次郎さん・栄作さん親子の園地でも連日収穫作業に追われています。

 井手さん親子は「紅さやか」「佐藤錦」「山形美人」「紅秀峰」の4品種を年間通して約400㎏出荷します。この日は旬を迎えた「佐藤錦」をJA黒木中央選果場に80パック(1パック100g)持ち込みました。5月下旬まで京都の市場に出荷されます。

 JA産のサクランボは、赤い実の中に凝縮されたみずみずしい甘さが魅力です。糖度は平均15~25度になり、その品質の高さや希少性から市場では1パック700円の高値で取引されることもあります。

 井手さん親子は約15aの無加温ハウスで栽培します。昼夜の気温差が激しい中山間地の気候を生かしながら、有機質肥料にこだわった栽培を20年続けている。ハウス内の風通しを良くし、果実に日光を適度に当てるなど着色管理に努めることで、張りと色艶のある高品質なサクランボを作り出します。

 また、光の当たり加減を考慮したダイヤモンド型のパックに実を上にして詰めることで、サクランボを宝石に見立てた演出にもこだわっています。

 井手新次郎さんは「今年産は暖冬や高温の影響で栽培管理が難しいが、品質は良好。味にこだわったみずみずしい八女産のサクランボを是非食べて欲しい」と話していました。190515高品質で希少な味、サクランボ出荷本格化 (5)

大麦「はるしずく」収穫スタート!

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コンバインで行われた大麦「はるしずく」の収穫作業
コンバインで行われた大麦「はるしずく」の収穫作業

 JA管内の麦のほ場で5月15日、令和元年産二条大麦の収穫が一斉に始まりました。

 品種は、穂数が多く多収の「はるしずく」です。JA管内での作付面積は、約600haとなっています。元年産は、11月に順調に播種が行われました。

 冬場の気温が平年より高く推移し、春先からはゆっくりとした気温の上昇が見られ、極端な冷え込みも無かったことや適度な降雨に恵まれた中、生産者の徹底した栽培管理により順調に生育し、草丈・茎数ともに例年以上の仕上がりとなり、昨年より1週間ほど早い収穫となりました。網班病の発生も少なく、昨年以上の収量が見込まれています。収穫した麦は焼酎や味噌などの加工用として出荷されます。

 JAでは、品質評価区分の1等Aランクを確保するため、種子更新率100%をはじめ、基本技術の励行や赤カビ病防除・排水対策の徹底、共同乾燥調製施設で効率的な荷受体制の確立など、より一層の高品質な麦生産を目指しています。

 大麦の収穫は5月下旬までを予定しており、その後、小麦(品種=シロガネコムギ、ちくしW2号)の収穫が始まります。大麦・小麦合わせて出荷数量4,900tを見込んでいます。

 JA担当職員は「排水対策など増収に向けた取り組みを強化し、安定した収量・品質の確保に努めていきたい」と話していました。

ブドウ「博多ピオーネ」初出荷!

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初出荷される高品質のブドウ「博多ピオーネ」
初出荷される高品質のブドウ「博多ピオーネ」

 JAぶどう部会で5月17日、ブドウ「博多ピオーネ」の初出荷を迎えました。

 「博多ピオーネ」は、JA管内で生産する黒ブドウでは「種無し巨峰」に次ぐ主力品種です。巨峰よりも大粒で酸味が少ないのが特徴。歯触りの良い食感と上品な風味から、幅広い世代の消費者に人気があります。

 福岡県最大のブドウ産地で、県内系統販売シェアの6割を誇る同部会では、部会員314人のうち131人が2,480aで「博多ピオーネ」を作付け。9月下旬まで計302tを、福岡・広島・関西などの市場に出荷します。

 令和元年産は、色つきや玉太りともに良好。春先の、温暖な天候に恵まれ順調に生育。また、生産者の徹底した栽培管理により、色つきや玉太りともに良好で高糖度で実の締まった高品質なブドウに仕上がっています。

 筑後市でピオーネや巨峰、デラウェアを栽培する久保薫さんは、この日、JA稲富選果場に約143kgを持ち込みました。久保さんは今年産ピオーネの出来について「今年産は天候にも恵まれ、しっかりと栽培管理もできたので、例年以上に高品質なピオーネができた」と自信を見せています。

 JAでは、集荷場で荷口ごとに糖度17以上、酸度0.7%以下の基準で検査を行っており、厳選した博多ピオーネのみを出荷しています。

 JA担当職員は「これから夏に向けて出荷量がどんどん増えていくので、生産者の方には暑さに気を付けて、安全・安心の高品質なブドウを出荷してほしい」と話していました。


冬春ミディトマト「はなひめ」出荷最盛

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出荷が最盛期を迎えたミディトマト「はなひめ」
出荷が最盛期を迎えたミディトマト「はなひめ」

 JA契約とまと研究会で、冬春ミディトマト「はなひめ」の出荷が最盛期を迎えています。黒木町のJA黒木パッケージセンターでは連日、天井高くに積み上げられた段ボール箱に、約40人の作業員によって丁寧にパック詰めされたミディトマトが次々と詰められ、全国の量販店へ出荷されています。日量平均約6tが持ち込まれ、多い日には8tを超えることもあります。7月上旬まで出荷が続く見込みです。

 JAオリジナルブランドのミディトマト「はなひめ」の品種は「フルティカ」で、冬春・夏秋の2つの作型で年間を通して栽培されています。ミニトマトより皮が柔らかく、大玉トマトより甘いのが特徴で食べ応えもあります。2作合わせて約800tの出荷を見込みます。

 同研究会は、32人が6・4haに作付けします。今年産は、暖冬傾向で日照時間が長かったことから、着果・着色共に十分で、食味も良好に仕上がっています。最盛期に合わせて17日、出荷規格の高位平準化を図ろうと目合わせ会を同センターで開き、約30人が出席。実物を確認しながら着色・出荷基準や防除方法などについて申し合わせました。

 同研究会の原正彦会長は「今後作業は収穫と防除だけになるが、熱中症など暑さに気を付けながら、最後まで高品質なトマトを出荷したい」と話していました。

濃緑!平莢インゲン出荷最盛

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高品質に仕上がった平莢インゲン
高品質に仕上がった平莢インゲン

 JAインゲン研究会で、ハウス栽培での平莢インゲンが出荷最盛期を迎えています。黒木町のJA黒木中央選果場では、連日日量200~300ケース(1ケース2㎏)が持ち込まれています。多い日には800ケース近くになることもあるそうです。県内や東京・広島の市場まで年間通して約80tの出荷を見込みます。

 同研究会では、35人が「シュガーグリーン」と「ビックリジャンボ」の2品種を360aに作付けします。ハウス栽培のものは昨年10月から出荷が始まり、6月まで続きます。今後は、雨よけ栽培と露地栽培のものの出荷が本格化し、12月まで続く見込みです。

 今年産は生育期の好天に恵まれ順調に生育。傷や虫食いが少なく、濃い緑で高品質に仕上がっています。

 同研究会では、1年中出荷できるように、ハウスと露地栽培で作型をずらして栽培します。栽培管理が比較的簡単なことや筋を取らずに食べられることから、ブドウ農家などが農閑期に栽培するなど、生産者も年々増加傾向にあります。

 この日同選果場に持ち込んだ生産者は「霜よけのためにハウス内を加温し、小まめに換気をするなど、栽培管理を工夫している」と話します。JA担当職員は「年間通して栽培できることが平莢インゲンの魅力。てんぷらや和え物などにして、夏の食卓を彩ってほしい」と話していました。

田植えシーズン控え水稲播種作業進む

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播種作業により次々と並べられる育苗箱
播種作業により次々と並べられる育苗箱

 田植えのシーズンを目前に控え、JA各地区センターで、水稲播種作業が進んでいます。黒木町のJA黒木地区センターでは、5月3日から作業が始まりました。5月27日まで、「ヒノヒカリ」「つくしろまん」「夢つくし」の苗箱計16,100枚を、同地区の生産者に供給する予定です。

 同地区センターでは、1カ月間、5回に分けて時期をずらしながら播種作業をします。平坦地と中山間地が混在し、米と合わせて茶やブドウ、イチゴなどを栽培する農家が多いことなど、地域性に配慮。生産者それぞれの需要に応じたタイミングで苗箱を供給します。

 作業ではまず、苗箱に床土を入れ、全自動播種機を使いながらかん水、播種、消毒、覆土の順に、職員や作業員が分担して行います。その後並べた置いた育苗箱に寒冷紗をかけて約30日間育苗管理をし、生産者に供給されます。

 同地区では今年産は、例年と同じく6月上旬から田植えが始まる見込みです。JA担当職員は「今年も田植えのシーズンがもうすぐ始まる。職員や作業員が協力しながら、高品質な水稲苗を生産者まで届けたい」と話していました。

分担して行われる播種作業
分担して行われる播種作業

「小学校へ本を贈ろう!」82万9,000円分の図書カードを贈呈!

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橋本教育長へ図書カードを贈呈する小松常務㊧
橋本教育長へ図書カードを贈呈する小松常務㊧

 地域への貢献活動の一環として取り組む「小学校へ本を贈ろう!」企画で、JAが図書カード82万9,000円分(八女市:57万円・広川町:19万3,500円・筑後市:6万5,500円)を管内の2市1町の小学校へ贈りました。この企画でこれまで寄付した合計金額は1,447万7,000円となりました。

 5月21日、小松豊重JA経済常務が八女市の橋本吉史教育長に図書カードを贈呈しました。また、29日には広川町、6月4日には筑後市の各教育長へ図書カードを贈呈する予定です。

 この企画は、Aコープ3店舗(八女・広川・くろき店)とJA農産物直売所「よらん野」に設置した専用箱に、買い物客が投函したレシート合計額の0.1%分を図書カードに換え贈るもの。市役所・役場を通して各小学校へ寄付しており、Aコープは15回目、「よらん野」では8回目となりました。

 同店舗の利用者からも、レシートを投函するだけで子どもたちの知識向上や地域に貢献ができると好評のこの企画。店舗内に企画内容を紹介するポップの設置し、来店客へレシート投函の協力を呼び掛けています。 

 小松常務は「地域貢献活動の一環として毎年取り組んでおり、今年で15年目になる。ぜひ地域の子どもたちの教育に役立ててほしい。今後も引き続きこの企画に取り組み、小学校から書籍購入に代わる他の教育資材が必要だと要望が上がれば柔軟に対応していきたい」と話していました。

 橋本教育長は「毎年、贈呈いただいた図書カードは小学校の図書館の書籍購入にあてている。生徒が読む進路学習の本などは毎年新しい書籍が必要となるので大変ありがたく活用させてもらっている」と笑顔で話していました。

よらん野販売高、過去最高の9億8,900万円を達成!

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来店客でにぎわう「よらん野」店内
来店客でにぎわう「よらん野」店内

 JAふくおか八女農産物直売所「よらん野」は5月22日、サザンクス筑後で「第9回JAふくおか八女農産物直売所『よらん野』報告会」を開きました。

 平成30年度販売金額が過去最高の9億8,900万円(税別)を達成し(計画比102%・前年比106%)と計画・前年ともに上回りました。昨年に引き続き、税込販売高が10億円を超えたことがよらん野の原龍徳店長から報告されました。

 30年度の来店者数も、過去最高の55万7,300人(前年比103%)を記録しました。令和元年度は、販売金額10億円(税別)、年間来店者数57万人を目指して、地域に密着した店舗展開や、地産地消運動にこれまで以上に取り組み、JAふくおか八女ブランドの発信基地となる直売所を目指します。

 「よらん野」は、多種多様な農産物が生産されるJA管内全域の直売所として、23年4月にオープンしました。28年7月に店舗を拡張し、売り場面積を拡大するとともに精肉、鮮魚の充実を図り、新鮮・安全・安心な農産物や加工品を供給することで、地域ブランドの発信拠点として、地産地消と食育推進活動の中心となってきました。店舗に農産物を出荷する利用組合員数は、設立時は366人だったが、現在では715人と大幅な伸びをみせています(30年度15人増加)。

 同直売所の販売主要品目は、JA管内の自然豊かな風土を生かして作られる旬の農産物です。イチゴ「博多あまおう」をはじめ、キウイフルーツ、巨峰、トマトなど年間通して途切れることなく店頭に並ぶ野菜・果実類は、直売所販売高全体の22%を占めます。

 また、JA農産物直売所全体のレベルアップと直売所ブランドの確立を目的に、JA直売所を点検・審査する「JA農産物直売所店舗認定」において、最優秀店舗として6年連続の金賞を受賞しています。

 販売面でのJAの取り組みとしては、スローガンに掲げる「安全と安心にこだわりをもった新鮮な商品」の販売や、筑後市内の一部の保育園や小中学校に地元農産物を給食原材料として供給するなど、食育事業の一環として地産地消事業を展開してきました。

また、年に3回の栽培講習会と2回の加工品講習会を開き、栽培技術や衛生管理の向上を図り、安全・安心な商品づくりに努めています。

 鵜木髙春JA組合長は「よらん野はオープン以来、消費者と生産者にとってともに魅力あふれる直売所として成長し続けてきました。令和元年度も消費者が求める新鮮で安全・安心の農産物を提供し、税別販売高10億円達成を目指したい」と話していました。

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