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園児たちが一番茶を手摘み体験
JA茶業部会筑後支部(角道登支部長)が4月11日、「福岡の八女茶」をPRしようと筑後市の茶園に地元の園児たちや小学生を招き、新茶の手摘み体験を開きました。
この収穫体験には、約60人の子どもたちが参加。部会員から新茶摘みの注意事項(摘む茶葉の長さや柔らかさ、摘み方)を教えてもらうと参加者は手かごを持って、みずみずしく艶のある緑色に育った新芽を次々に両手で摘み取り、新茶の収穫を楽しみました。
収穫したのは早生品種の「さえみどり」で、約150kgの茶葉を収穫。茶葉は荒茶に加工され、16日の初入札会に上場する。また、摘み取った新茶は素揚げし、茶葉が柔らかい新茶のシーズンでしか味わえない天ぷらにして振る舞われました。
初めて食べた園児は「甘くてお茶の味がして、とてもおいしかった。もっと食べたかった」と笑顔で話していました。
最後に、JA羽犬塚支部青年部が作ったアイスキャンディー「ちくご愛す(八女茶味)」が園児や小学生に配られました。
角支部長は「平成31年産は、暖冬の影響が心配されていたが、 生育は順調に進み良質な茶葉に仕上がった。茶業部会筑後支部では、若い世代にもお茶に親しんでもらおうと小学校でお茶の淹れ方教室を開いたり、今回のような茶摘み体験を開いたりPR活動に力を入れている。今後も幅広い世代の方に地元の特産八女茶を好きになってもらえるようおいしいお茶づくりに励みたい」と話ていました。
第9期「今こそ農業塾」スタート、20人が入塾
JAが4月13日、第9期となる「今こそ農業塾」をJA就農支援センターで開講しました。
家庭菜園での農産物栽培の技術向上や直売所出荷等に意欲を燃やす男性5人、女性15人の計20人が入塾しました。
開講式を兼ねた第1講座では、JA園芸指導課の木原一也営農指導員を講師に、主要野菜の基礎知識や土づくりについて学び、実習では、土づくりや畝立てなどの作業を行いました。
農業塾は、全11講座を予定し4月から11月までの期間、月に1~2回土曜日の午前中に開催。講義内容は、塾生の要望の多い野菜中心の講座内容になっています。 11講座の内、7講座で野菜について学びます。講座では、土づくりをはじめ、播種・定植・管理作業やほ場での栽培実習などの講義を計画しています。他にも、果樹・花の栽培基礎、農業機械の実演、お茶の淹れ方やおいしい米の炊き方講座など幅広い分野の講義も行います。
同センターの敷地内にある400㎡の実習ほ場で、春夏にかけてトマト・ナス・ピーマン・キュウリなどの栽培を計画しています。
農業に興味を持つ地域の人々に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと平成23年度より始めた「今こそ農業塾」。これまで238人が卒業しました。
塾生らは「米を栽培していない時期に何か別の作物を栽培したいと思い入塾した」、「本を読んで独学で野菜を作っていたが人にあげられるような物ができないので農業塾で勉強して自信を持っておすそ分けできるような野菜を作れるようになりたい」と抱負を語っていました。
北島良男JA営農販売常務理事はあいさつで「『今こそ農業塾』を卒業して、今ではJA農産物直売所『よらん野』へ出荷されている方もたくさんいます。皆さんもしっかり学んでぜひチャレンジしてほしい」と話していました。
黒木大藤まつりの藤娘にJA職員の吉田百花さん
八女市黒木町で4月16日~5月6日の期間で開催する八女黒木大藤まつりに先駆け、藤の開花の大願成就をたたえる「藤の花神酒召せの式典」が15日、同市の素盞嗚(すさのお)神社境内で開かれ、式の藤娘(巫女役)をJA黒木支店職員の吉田百花さん(20)が務めました。
吉田さんの他、地元企業に勤める女性2人が藤娘を務め、白と赤色の巫女装束を着用した3人は、神酒が入った桶を藤の木まで丁寧に運びました。
この式は、藤の開花の大願成就をたたえ藤の根元に神酒を注ぐ神事。かつての戦火などで損傷を受けた藤に、酒の粕(かす)を根元に与えたところ樹勢が回復したという故事にちなみ、毎年行っています。
吉田さんは「小さい頃からこの時期には、よく藤の花を見に黒木町に来ていたので今年の藤娘に選ばれて光栄です。今年も棚いっぱいに咲き誇る藤の花を多くの方に見に来てもらいたい」と笑顔で話していました。
藤の花の見ごろは4月下旬ごろから。まつりでは、地元特産品や季節野菜、郷土料理などを販売。また、期間中の午後6時30分~午後10時まで大藤がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

【ジャフィーくんの部屋】公園にきれいな桜が咲いていたよ
よらん野8周年大感謝祭でガーベラをPR
西日本一のガーベラ生産量を誇るJA花き部会広川ガーベラ部は、4月14日、JA農産物直売所「よらん野」8周年大感謝祭で、地元産ガーベラをPRしました。日本ガーベラ生産者機構が国産ガーベラ誕生を記念して制定した4月18日の「ガーベラ記念日」に先行して開きました。先着100人の来場者に、よらん野商品が当たる抽選券付きのガーベラを部員が手渡しでプレゼントしました。また、店内では約5,000本のガーベラであしらったハート型のモニュメントとガーベラアレンジを展示。訪れた家族連れなどの来場者は記念撮影をするなど、色とりどりのガーベラに親しみました。
来場者の一人は「とてもたくさんの花の色がきれいだった。家でもガーベラを飾ってみたい」と笑顔でした。
モニュメント用のガーベラを持ち込み飾りつけも担当した生産者は「ガーベラは周年で栽培・出荷できるし、病害虫や天候にも強いのが魅力。西日本一の産地をもっとたくさんの人にPRしたい」と意気込んでいます。
感謝祭は13、14日の2日間開かれ、昨年を超える4,670人を記録しました。ガーベラの他にも、ガラポン大抽選会や鮮魚・精肉特売会など、日頃の感謝の気持ちを込めて販売。会場は地元産の新鮮な農産物を求める多くの来場者で賑わいました。
八女茶初入札、平均価格8,688円で好スタート!
「福岡の八女茶」の平成31年度新茶初入札会が4月16日、八女市のJA全農ふくれん茶取引センターであり、落札価格のキロ平均価格は8,688円(昨年:7,612円)と好スタートを切りました。キロ最高価格は、5日の「福岡県八女茶手もみ競技大会」で製茶された手もみ茶10万円でした。
初入札には、早生品種で甘みが多くさわやかな味と鮮やかな色が特徴の「さえみどり」をはじめとする95点、2,021kgの荒茶が上場されました。
31年産は、冬場の気温が平年より高く推移し、春先からはゆっくりとした気温の上昇が見られ、極端な冷え込みも無かったことや適度な降雨量があったため順調に生育が進みました。また、じっくりと時間を掛けたくさんの栄養素を蓄えながら良質の新芽が生育し、生産者の徹底した管理のもと、例年以上の甘みや旨味のある、香り豊かな良質の新茶に仕上がりました。出荷のピークは4月下旬から5月上旬。3月以降の気温上昇が順調に進んだため、今年産は安定した生産が予想されます。
茶商らは、並べられた荒茶サンプルに顔を近づけ香気を確認。選び抜いた荒茶を審査茶碗に入れ、香気、水色、味などを吟味しました。
鵜木髙春JA組合長は「『八女茶』は八女を引っ張っていく作物。今年は凍霜害の被害もなく高品質なお茶に仕上がった。平成から令和にまたがる記念すべき新茶。ぜひ高値での取り引きをお願いしたい」と話していました。
「令和」の梅販売戦略を徹底 うめ部会販売取引会議
5月の収穫時期を間近に控え、九州でも有数の生産量を誇るJAうめ部会は4月17日、JA立花地区センターで「令和元年産うめ取引会議」を開きました。
5月1日から始まる新元号「令和」が「万葉集」の梅花の歌から引用されたことを受け、JA同部会でも市場と連携して「令和」を生かした販売戦略を狙います。JA同部会の鵜木雪弘部会長も「新元号の由来にあやかり、この機会にJA産の梅をPRしていきたい」と意気込んでいます。大梅・小梅・加工用合わせて販売数量270t、販売金額1億900万円を目指します。
会議には、部会役員やJA職員、市場関係者ら20人が参加しました。参加者は小梅・大梅の園地をそれぞれ視察。生育状況を確認した後、情勢報告や意見交換をしました。
JA同部会は、今年産は107人で約39haに作付けします。今年産梅は、暖冬の影響により例年より約2週間早い開花となりました。結実は各品種で園地ごとにバラつきがあるが平年並みの結果量となっています。
販売計画では、適期収穫を心掛け需要の山と谷を見極めながら、切れ目のない販売リレーを進めます。市場関係者は「今年は全国的に出荷が前進傾向にある。産地やJAと連携を密にして、令和の梅を売り込みたい」と話していました。
同部会では5月10日から小梅「光陽」の集荷が始まり、その後大梅「鶯宿」「玉英」「南高」と6月中旬まで出荷が続きます。
供養した花を役所へ寄付 平成31年花の慰霊祭
1年間生活を支えてくれた花に感謝し花の霊を慰めようと、4月17日、福岡市の福岡花市場で「平成31年花の慰霊祭」が開かれました。
JA花き生産部会連絡協議会が、式典で供養した地元産の花をJA管内の市役所や町役場に寄付しました。広川町の広川町役場では1階窓口付近に飾られ、来訪者や職員の目を和ませています。
福岡花商協同組合主催による「花の慰霊祭」には、県内の行政・花商・生産者・市場関係者など約100人が出席。JAからは関係者4人が出席し、古賀貴美夫会長が代表して玉串を奉納しました。
式典では、洋ランや電照菊、スプレーマムやガーベラなどJA管内で生産される色とりどりの花約300本が供養され、式典後出席者に配られました。
同町役場を訪れた来訪者は「花があると室内の雰囲気も華やかになるし良いね」と飾られた花の鑑賞を楽しんでいました。
JA電照菊部会、花き部会、プリンセスマム部会、洋ラン部会の4部会で構成される同部会連絡協議会。古賀会長は「今後も見る人の心を和ませるような、美しく高品質な花を生産していきたい」と話していました。
開花後の栽培管理徹底で高品質な黒ブドウ作り目指す
JAぶどう部会は4月18日、筑後市でトンネル栽培のブドウ「種無し巨峰」と「博多ピオーネ」の栽培管理講習会を開きました。開花後の栽培管理を徹底し、高品質な黒ブドウ出荷につなげることが目的です。部会員21人が参加しました。
講習会では、JA園芸指導課の担当職員が、ジベレリン処理前後期の管理や房づくりについて説明しました。種無しブドウを作るために行うジベレリン処理では、満開5~7日後のタイミングで処理を始めることや各品種に応じた処理液の量、処理場上の注意点について確認しました。
ジベレリン処理後の房づくりでは実止まりの良いところを5~6cm残すことや着粒数などについて申し合わせました。また、処理後の栽培管理では、仕上げ摘粒や摘房、着色不良対策として枝や幹の樹皮を剥ぐ「環状剥皮」の方法について園地内の木を確認しながら学びました。
参加者からは処理液の分量や樹皮を剥ぐ範囲、枝の伸びを抑える「フラスター液剤」を使用する適期などについて質問が挙がり、お互いに意見を交換しました。
今年産はここまで天候に恵まれ実止まりも良く順調に生育。例年通り4月下旬に黒ブドウの初出荷を迎える見込みです。JA担当職員は「花冷えや乾燥など気候の変化を見極め、作業が遅れないように栽培管理をしてほしい」と呼びかけていました。
製造請負工事入札について
フレッシュミズが園児たちにミニトマト贈呈
JAフレッシュミズは4月17日、子どもたちに野菜を育ててもらい食育活動に役立ててもらおうと、JA管内の保育園(所)・幼稚園36カ所に216本のミニトマト苗を贈りました。
フレッシュミズ活動のPRも兼ねたこの取り組みは、子どもたちに苗の管理や収穫体験を通して、食と農の大切さを感じてもらおうと11年前から取り組んでいます。部員とJA職員がそれぞれの地区に分かれ、ミニトマト苗を各施設の子どもたちへ贈呈しました。
八女市の忠見保育園では、部員の牧口綾子さんと柴田ゆかりさんが訪問し、ミニトマト苗を代表園児2人に手渡しました。園児らはトマト苗を見ながら「大きく育つといいな」「早く食べたいな」と楽しそうに話していました。
川口亜希子部長は「園児たちがミニトマトを育て食べることを通して、『食』と『農』に関心を持ってくれたらうれしいです」と笑顔で話していました。
ミニトマトは、6月中旬頃に園児らによって収穫され、給食に提供される予定です。
母の日ギフト需要に向けハウスビワ出荷順調
広川町のJA広川中央集荷場で、3月下旬から始まったハウスビワの出荷が順調です。品種は「長崎早生」で爽やかな甘みと食味の良さが特徴。現在、250gパック詰め、500g化粧箱、2㎏箱詰めの3つの形態で出荷・販売しています。特に化粧箱での販売は、母の日に贈るギフト需要を中心に全国各地から注文が入るなど人気です。5月中旬まで福岡・広島・東京の市場に約3・5tを出荷します。JA農産物直売所「よらん野」やAコープ広川店内に設置する直売コーナー「どろや」でも販売しています。
JA管内では、同町の古賀雄樹さん1人が加温ハウスで45a栽培しています。農薬や化学肥料を使わずに有機栽培するビワは「有機JASオーガニック認証」を受けており、出荷の際も「有機JASマーク」のラベルを箱に貼り、消費者に安全・安心をPRしています。
ビワは、集荷された後、JA担当職員が入念に検品します。パック詰めの際、底と中段にウレタンを敷き果実を縦向きに入れるなど、傷み防止を徹底しています。17日は160㎏が同集荷場に持ち込まれました。最盛期を迎える今後は、多い日には日量300㎏近くを集荷します。
JA担当職員は「今年産は天候にも恵まれ、病害虫の被害もなく高品質に仕上がっている。安全・安心にこだわったおいしいビワを多くの人に食べてほしい」と話していました。
ヘイワード春期の栽培管理を徹底
JAキウイフルーツ部会は4月18、19日の2日間、キウイフルーツ「ヘイワード」の春季栽培管理講習会を立花地区で開きました。発芽・開花時期など、受粉期までの栽培管理を徹底することで、収量増加や高品質な「ヘイワード」収穫につなげることが目的です。
19日に開かれた講習会では、部会員約40人が出席しました。JA園芸指導課の担当職員が現在の生育状況や今後の管理について説明しました。今年産は2月の高温と3月の夜温の低さから平年並みの生育となっています。発芽率は60%以上と良好。5月21日に満開となる見込みです。
講習会では、芽の生育が枝単位でバラつきがあるため、芽かき・摘芯など早めの新梢管理に努めることや、摘蕾管理、受粉終了後の誘引方法などについてJAが配布したテキストを見ながら確認しました。
同部会では、平成30年産は今年の4月6日に選果が終了しました。青果の選果実績は約3,183t、販売金額は17億5,800万円。㎏平均単価は480円で過去最高となりました。JA担当職員は「高品質な栽培のためには受粉までの作業が重要。生育経過を注意深く観察してほしい」と呼びかけていました。
高級緑茶「八女伝統本玉露」の産地で祈願祭
高級緑茶「八女伝統本玉露」の産地、八女市星野村で4月22日、「第32回八女市星野村新茶祈願祭」が開かれました。JAや同市などで構成する八女市星野村茶業振興対策協議会が主催。平成31年産「福岡の八女茶」の豊作や農作業などの安全無事を祈りました。
「八女伝統本玉露」は、平成27年に茶として初めて地理的表示保護制度(GI)に認証されました。また「福岡の八女茶」は、昨年開かれた第72回全国茶品評会「玉露の部」で、同村の倉住努さんが最高位の農林水産大臣賞を受賞。産地賞を同市が18年連続で受賞しています。
祈願祭には、茶生産者をはじめ行政やJA職員など約40人が出席。神事では献茶などが執り行われ、星野村茶業振興対策協議会の氷室勇一会長や三田村統之八女市長、鵜木髙春JA組合長らが玉串をささげました。
今月16日に開かれた今年産茶初入札では、㎏平均価格が8,688円と昨年を上回る順調なスタートを切りました。5月上旬に一番茶収穫の最盛期を迎える見込みです。
氷室会長は「生産者は年々変わる気象状況に対応した栽培に努めている。行政とJA、生産者が連携して一層の茶業振興を進めていきたい」と抱負を述べていました。

たけのこ部会山形県でタケノコ販促好評!
日本一の生産量を誇るJAたけのこ部会が4月13日、山形県で地元産タケノコの販促活動を行いました。同県の「丸果庄内青果」を通して、鶴岡市の生活協同組合「鶴岡協同の家こぴあ」で開きました。
この取り組みは国内生産量の約15%を占めるJA産のタケノコになじみを持ってもらおうと毎年開いており、庄内地方の春を告げるイベントとして人気があります。
イベントでは、部会役員の妻で生産者の古庄チエ子さんと中島千恵子さん、JA担当職員の計3人が現地に赴きPR。現地では1・6㎏~2㎏の大型のタケノコが好まれ、1人で複数本購入する来場者も多く、人気でした。店内・店頭合わせて約900本を販売しました。来場者からは「八女産のタケノコは大きくて柔らかい」「八女産のタケノコを買うのを毎年楽しみにしている」など喜びの声が挙がっていました。
イベントでは同部会が作成している、タケノコのおいしい食べ方を記したパンフレットも配布。現地では山形県はタケノコの消費が全国でも盛んなことや、「孟宗汁」として消費されることが多いなど、産地間の情報も交換しました。
JA担当職員は「とても多くの来場者に満足してもらえて良かった。今後も八女産タケノコの魅力を日本全国にPRしていきたい」と話していました。
恋勝プロジェクト・チーム八女が市長表敬訪問
JA若手組合員や八女商工会議所青年部、青年会議所のメンバーなどで構成される婚活サポート組織「チーム八女」が4月22日、八女市の「やめっこ未来館」で三田村統之八女市長を表敬訪問しました。
平成27年にTV放送された「ナイナイのお見合い大作戦(TBS)」以降、番組出演者やその関係者などを中心に八女の婚活をサポートする「チーム八女」を発足。その後「今日感テレビ日曜版(RKB)」の協力のもと、毎年「恋勝プロジェクト事業」を進めてきました。同事業では、多くのカップルができ、お付き合いを重ね、これまでに9組の夫婦が誕生しました。その中で子宝に恵まれた6組の親子が三田村市長へ成果を報告しました。
三田村市長は「八女市は『八女に住みたい、八女に住んでよかった』と思ってもらえるようなまちづくりを目指している。皆さんにも八女に来られて気付いた八女の良いところをぜひ多くの方に紹介してほしい」と話していました。
八女市立花町でタケノコを栽培する野中隆三さんは「ナイナイのお見合い大作戦」で福岡市出身のあゆみさんとご結婚後、嘉晃くん(1)と莉穂子ちゃん(0)、2人の子宝に恵まれました。あゆみさんは「八女は農業も盛んなので、農家に嫁いでよかったです」と笑顔で話していました。
八女市上陽町で八女茶とシイタケを栽培する久木原潤さんは「ナイナイのお見合い大作戦」で宮崎県出身の希里菜さんとご結婚後、澪ちゃん(2)、沙那ちゃん(0)、2人の子宝に恵まれました。希里菜さんは「八女は自然いっぱいで子育てしやすいです」と笑顔で話していました。
また今年も、11月3日に、お見合いツアー「恋勝プロジェクトin八女」が八女市矢部村で行われる予定です。
「恋勝プロジェクトin八女」:RKB今日感テレビ日曜版でお見合い企画を実施。開催場所は、紅葉と味覚の里・八女市矢部村。山里の秋を満喫するお見合いツアーです。素敵な出会いを求めている男女。まずはエントリーしてみませんか?
応募条件=20歳~50歳までの男性(八女市在住の方のみ)、女性
11月3日(日)イベント当日に参加できる方
男性参加費3,000円
※締め切り=5月31日まで(定員は男女ともに20人、定数になり次第終了させていただきます)
ガーベラ記念日に合わせて町長にガーベラ贈呈
JA花き部会広川ガーベラ部が4月24日、八女郡広川町の渡邉元喜町長にガーベラを贈りました。
ガーベラが出荷最盛期を迎える4月に、地元特産品のガーベラをPRしようと日本ガーベラ生産者機構が制定した「ガーベラ記念日」の18日に合わせて毎年贈っています。
熊添裕史部長と山下和彦副部長が広川町役場の渡邉町長を訪問。ピンクや赤、白、黄色やオレンジなど、色とりどりの大小のガーベラ100本をあしらった花束を渡邉町長に手渡しました。
西日本一の生産量を誇る同部は8人で約2・4haを作付けし、約130品種を栽培。昨年11月からインターネット販売「よらん野web」でギフト用に箱売りでの販売を始めるなど、市場や消費者のニーズに合わせた販売にも力を入れています。今年産は、11月頃から3月にかけての暖冬で株の成長も良く、花付きの良い高品質なガーベラに仕上がっています。
ガーベラを受け取った渡邉町長は「ガーベラは広川町の主要農産物だ。今後も同町のさまざまな農産物の魅力をより一層PRしていきたい」と話していました。贈呈されたガーベラは、同町役場の1階エントランス付近に飾られます。
好天で高品質!ソラマメ出荷最盛
JAそら豆研究会で、4月24日から始まった令和元年産ソラマメの出荷が最盛期を迎えています。今年産は、生育期に気温が高く推移したことや好天に恵まれ順調に生育。昨年よりも4日程早い初出荷となりました。JA園芸指導課の担当職員は今年産の出来について「霜や病害虫などの被害もなく、実の付きも良い」と高品質な仕上がりに自信を見せています。5月中旬まで約3,300㎏(昨年約2,600㎏)を、関東の市場まで出荷します。
この日は生産者3人が、筑後市のJA筑後集荷場に24箱(1箱4㎏)を持ち込みました。箱詰めされたソラマメを手に取りながら、出来ばえや今後の出荷規格などについてJA職員も交えて確認しました。
同研究会は、今年産は8人で約40aを露地栽培で作付けします。高品質なソラマメを出荷するため、定期的な栽培講習会や目合わせ会を開いています。気温の上がらない早朝に収穫することや、摘み取り部は莢(さや)から5mm程度にすること、色抜けや虫食いに注意することなどを共有し、規格や品質の高位平準に努めています。
この日5箱を持ち込んだ大鶴久実さんは同市で約5a栽培します。大鶴さんは「今年は気候に恵まれ高収量が期待できる。食味良好のおいしいソラマメを消費者まで届けたい」と意気込みを話していました。
グリーンレイシ収穫に向けた栽培管理を徹底
JAグリーンレイシ研究会は4月25日、黒木町で栽培講習会を開きました。5月20日前後から始まる収穫に向けて、定植後や受粉作業など、栽培時期に合わせた管理方法を共有し、高品質なグリーンレイシ出荷を目指します。黒木地区の生産者8人が参加しました。
講習会では、生産者の園地を視察して生育状況を確認。JA園芸指導課の担当職員と八女普及指導センター職員が、かん水や摘心、整枝・誘引、受粉などの方法や時期別の栽培管理について説明しました。
グリーンレイシは寒さに弱く光を好む作物であることから、17~28度の生育に適した温度管理に努めることや、肥料を強めにやり、日当たりの良い環境を保つことなどを確認しました。
また、定植後数日間は、活着を良くするために定期的にかん水をすることや、受粉作業では柱頭全てに花粉が行き渡るよう丁寧に手で作業することなどを申し合わせました。
同研究会は51人が約6ha作付け。うち黒木地区では11人が栽培します。夏場の収入確保や年間を通したハウスの有効活用につなげようと、イチゴやキウイフルーツ生産者も多いです。ハウス栽培では2月下旬から、露地栽培では4月上旬から定植が始まりました。開花後15日程度で収穫となり、9月下旬まで130tの出荷を見込みます。
今年産はここまで好天で気温が高く推移したため、霜害や低温障害も少なく順調に生育しています。JA担当職員は「現在は乾燥した気候が続いているので、水管理や温度管理を徹底して適期収穫を心掛けてほしい」と呼びかけていました。