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小学生がブドウの成長過程を学ぶ

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鶴田さんに教わりながらブドウの袋がけ作業を体験する児童
鶴田さんに教わりながらブドウの袋がけ作業を体験する児童

 筑後市立古川小学校3年生の児童13人は9月13日、同市の主要農産物であるブドウの成長過程を社会科の授業で学びました。将来の消費者となる子どもたちに地元農産物や農業に親しみを持ってもらおうと、JA筑後地区センターと同市で構成する筑後市地産地消協議会が企画し開きました。

 授業では、生産者でJAぶどう部会筑後支部長の鶴田清さんとJA園芸指導課の担当職員が、市内で生産されるブドウの品種について紹介。土づくりや枝の剪定・摘粒・袋がけ・収穫などブドウの成長に伴う作業や、ブドウの成長過程を写真付きの資料を使って説明しました。児童は実を付ける前のブドウを観察し、鶴田さんの指導の下、袋がけ作業に挑戦しました。

 児童は「ブドウを栽培する上で苦労すること」や「どうしたら種無しのブドウができるのか」など質問し、熱心にノートにまとめていました。

 その後グループに分かれた児童には「種無し巨峰」「シャインマスカット」「博多ピオーネ」が配られ、児童はおいしそうに頬張りました。

 袋がけ作業を体験した田中菜桜子さん(8)は「ビニールハウスなどでブドウを守っていても、ブドウ特有の病気があることが分かって勉強になった」と話していました。

 同協議会では、他にも地産地消の取り組みとして、地元農産物を市内の小学校に給食として提供する「ちっごの日」に平成20年から取り組んでいます。

 JA職員が児童に「みんなが大好きなシャインマスカットは、今が一番おいしい時期。JA直売所などで買って食べてください」と呼びかけると児童は笑顔で応えていました。


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