JAは7月3日、JAプライベートブランド(PB)米「八女の米ひのひかり5kg」「八女の米夢つくし5kg」「奥八女米つくしろまん5kg」のキャンペーン抽選会を八女市のJA本店で開きました。
鵜木髙春JA組合長や小林幸一専務、北島良男営農販売常務らが抽選し、応募の中からJAオリジナル「あまおうアイス・八女抹茶アイス」プレゼントの当選者50人を決めました。
取り引きする㈱森光商店とJAPB米「JAふくおか八女の米」の販売数拡大と知名度向上等を目的に毎年実施しているこのキャンペーン。4月から5月の2カ月間、福岡県内のハローデイとボンラパスの両店舗で対象米を購入し、応募した消費者を対象にしたものです。
販売数は8,182袋(前年:4,270袋)、応募総数は1,391通(前年:688通)で、前年比2倍近く増加した。返信率は17%と、一般的な返信率12%を大きく超える驚異的な数値を記録しました。これには「『八女のお米』が消費者に選ばれる米としてブランド力が確立したことが大きい。また、応募者が増加した要因としては、八女ならではのプレゼント景品が購入者の心を掴んだのでは」と㈱森光商店の担当者は分析します。
また、キャンペーン期間中には、JA職員や生産者・同社による合同試食販売会を計3回、同両店舗で開き、PB米の販促活動に努めてきた。来店者からは「八女産の農産物は何でもおいしい。やっぱりお米もおいしいですね」と大好評でした。
JAでは、今年産米は生産者約1,700人で8万6,000俵(60㌔換算)の出荷を予定しています。中山間地・平坦地ごとに地域の特色を生かした品種別作付誘導を行っている他、生産調整の廃止に伴い、生産者・実需者など関係団体が連携し、需要に応じた米生産や販売に努めることで、米価安定に繋げています。
鵜木組合長は「八女産の米を選んで購入している方が年々増えていることは大変うれしい。ぜひ高品質でおいしい八女産米をもっとたくさんの方に食べてもらいファンになってもらいたい」と笑顔で話していました。