JAは、筑後市のカントリーエレベーター1号基の機能向上対策工事に乗り出しました。今年4月に新たに機能向上した2号基に続き第2弾目。設備機能のさらなる向上で、消費者や実需者のニーズに合わせた安全・安心で高品質な米麦生産に取り組みます。
現在、JAの筑後カントリーエレベーターには、1号基と2号基が米麦の乾燥・調製施設として稼働しています。2基合わせて米4,888t、麦2,826tの処理能力を誇ります。
令和2年3月に完成予定の新1号基では、比重選別機を導入し選別の精度が向上することによって高品質な麦ができます。
また、最新の大型循環式乾燥機を導入することで処理能力が向上するとともに、精米機を機能向上することで、より高品質な保有米を精米し、農家に届けることができます。
7月4日に同市で開かれた工事の安全祈願祭には、JA・行政・工事関係者ら約50人が参加しました。施主あいさつで鵜木髙春JA組合長は「カントリーエレベーターは穀倉地帯である筑後市の農業を支える大切な施設だ。工事の完成で、さらにおいしい米麦が消費者に届くことを期待したい」と話していました。