消費者に選ばれるお茶づくりを目指す福岡県茶業青年の会が１月２６日、ＪＡ全農ふくれん茶取引センターで「平成２７年度２１世紀茶業経営研究大会」を開きました。研究大会では、栽培や八女茶ブランドの向上に向けた５項目の講演などを行いました。
講演では、２７年１２月に登録された「八女伝統本玉露」地理的表示保護制度や「福岡の八女茶」オリジナル品種の開発に向けた取り組み内容をはじめ、虫害防除や複合経営に向く栽培品目、補助金・助成金等について学びました。また、日本茶インストラクターを講師においしいお茶の淹れ方について再確認しました。
井上和也会長は「この研究大会は、青年の会の活動の中で全会員が集まる大事な大会だ。今回は基本的な内容だが再確認することは非常に重要だ。しっかり学んでほしい」と話していました。
「福岡の八女茶」産地の若手生産者が一体となり、生産向上・銘柄高揚を図ろうと開いた研究大会には会員や関係機関職員ら約６０人が参加しました。