Clik here to view.

JAかんきつ部会で1月29日、「蔵出しミカン」の出荷が始まりました。この日、立花町のJA北山かんきつ選果場には約40tのミカンが管内の生産者から運びこまれました。
平成30/31年産は、夏に高温の日が続いたことで酸切れも良く高糖度に仕上がっています。出荷は2月下旬まで続く予定です。
「蔵出しみかん」は、12月に収穫したシートマルチ栽培の高糖度系ミカンを、さらに糖と酸のバランスが良くなるまで専用の貯蔵庫で低温熟成させたもの。貯蔵することで、酸が程良く抜け一段と甘みが増し、まろやかな味わいのミカンに仕上がります。
部会では、出荷前には各部会員の貯蔵施設を巡回して品質の調査を行い、品質が高いミカンを出荷。また、出荷の際は家庭選果機を使わずに丁寧に扱うことでミカン本来の味を提供しています。
初出荷した生産者は「今年産は、例年と比べても特に糖度がのっていて甘みたっぷりのミカンに仕上がった」と自信をのぞかせています。