JAインゲン豆研究会で、平成30年産平莢インゲンの出荷が順調です。
この日は八女市黒木町のJA黒木集荷場から約300㎏(1ケース2㎏)が持ち込まれ、選別された後、関東・広島・北九州・福岡などの市場へ出荷されました。ハウス栽培のものが、11月上旬から12月中旬まで出荷ピークが続きます。5月以降からは露地栽培のものも出荷が始まります。年間通して80tの出荷量を見込んでいます。
JA黒木地区管内では、平莢インゲンは、年間通して作付けできることや、初心者でも手軽に栽培できること、筋を取らずに食べられることなどから、生産者の間でも根強い人気を持ちます。出荷の最盛期は5月頃ですが、冬季でも年末や正月の煮物料理などで消費者からの需要も高いです。
同研究会は、今年産はハウス・露地栽培合わせて36人で約354aを作付け。今年産は、生育期の適度な降雨により順調に生育。実止まりが良く、肉厚で形の揃ったインゲンに仕上がっています。
JA担当職員は「今後は厳寒期の温度管理や霜対策が重要になる。平莢インゲン特有の食味の良さを味わって欲しい」と話していました。