多種多様な花を生産するJA花き部会は、産地の魅力をPRしようと11月11日、八女市のガーデンホール矢部川城で市場関係者を招き、初の産地PR発表会を開きました。
JA花き部会は6支部11品目部、部会員93人で生産しています。
まず、市場関係者25人が3班に分かれ管内の花き園地を視察してまわりました。視察先のそれぞれの園地では、生産現場を確認しながら生産者が栽培状況を説明、市場関係者からの質問に答えました。
八女郡広川町でガーベラを栽培する梅田康彦さんの園地では、ポット1つ1つにチューブで水や液肥を与えているなどの栽培管理方法や人気の品種、収穫方法、出荷時期などを市場関係者に梅田さんが分かりやすく説明しました。
園地視察後、矢部川城に戻り、11品目の各品目部の代表者がそれぞれの品目についてPR発表を行いました。プロジェクターを使い、それぞれの花きの特長、セールスポイントをプレゼンテーションしました。
花物語の下賀健史代表は「生産者さんたちには、高く売れる花、たくさん売れる花よりも消費者が喜んで買いたくなる花づくりを目指してほしい。それがブランドを作り、八女の花きの魅力となっていく。市場と生産者、JAが強力なタッグを組み、この魅力ある産地の花を多くの消費者へ届け、販売高を伸ばしていこう」と力強く話していました。