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イチゴ「博多あまおう」出荷始まる

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イチゴ「博多あまおう」の高品質な出来映えを確認する茅島さん(㊨)と吉田部会長
イチゴ「博多あまおう」の高品質な出来映えを確認する茅島さん(㊨)と吉田部会長

 福岡県内の「博多あまおう」生産量の3分の1を占めるJAいちご部会で、11月5日から平成30年産イチゴ「博多あまおう」の出荷が始まりました。黒木町のJA黒木集荷場に、生産者3人が持ち込み、関西の市場へ21パック(1パック285ℊ)を初出荷しました。

 11月中旬ごろから連日出荷となり、3月~4月に最盛期を迎え5月下旬まで続きます。生産量4,497t(前年対比104・9%)、販売高67億4,550万円(同106・7%)を目指します。

 今年産は、夏場の高温・乾燥に対応したかん水量の調節や肥培管理など、生産者の徹底した栽培管理で、昨年以上の充実した苗に仕上がりました。9月上旬からの定植も無事に終了し、定植後も順調に生育しています。この日集荷場に持ち込んだ茅島利勝さん(67)は同町で約23a作付けします。茅島さんは今年産の出来について「昼夜の気温差で玉伸びや色付きが良く、例年通り高品質だ」と太鼓判を押します。

 同部会は、今年産は466人が約104haに作付けします。作型に応じた適正栽培管理に努めることで、シーズンを通し、高品質なイチゴを安定出荷できるよう備えています。

 生産16年目を迎え、国内市場はもとより、海外市場からの評価も高いJA産「博多あまおう」。昨年産は1㎏単価が、過去最高の1,475円を記録しました。今年産は市場や産地との連携強化で、1,500円以上の高単価での取引販売を目指し、八女産ブランドの更なる確立を図ります。

 集荷を見守った同部会の吉田幸雄部会長(57)は「今年は夏場の異常気象に備え、育苗期から苗の管理を徹底してきた。消費者の期待に応えられるような、産地特製の大きくておいしいイチゴをたくさん生産していきたい」と力を込めていました。


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