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JA就農支援センターが添田町の現地視察を受け入れ

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視察研修で交流を深めた実践塾の生徒2人(写真前列)とJA就農支援センター6期生(写真後列)
視察研修で交流を深めた実践塾の生徒2人(写真前列)とJA就農支援センター6期生(写真後列)

 JA就農支援センターは、8月21日、福岡県田川郡の添田町役場などで構成する、添田町就農支援推進協議会の視察研修を受け入れました。

 同町では、行政が主体となって就農希望者を支援する「就農実践塾」に平成24年から取り組んでいます。運営体制や新規就農者の支援方法などについて、JAと意見を交換しました。

 同町の実践塾では、就農希望者を受け入れ、3年間認定農業者のもとで、研修した後に就農します。期間の途中で離脱する研修生がいることや、受け入れ先である個人の農家の負担が大きいことなどが課題となっており、より組織化した支援・運営体制づくりを図ろうと、JA同センターを視察しました。

 視察には、同協議会関係者ら10人が参加。同町実践塾から研修生2人が参加し、JA同センター6期研修生の4人と交流しました。

 同センターのイチゴの育苗ハウスを視察した小川大地さん(21)は実践塾での研修2年目。小川さんは「研修内容や作業方法の違いなど、いろいろ聞けて良かった。地域の担い手となれるよう、お互いに頑張りたい」と抱負を述べていました。

 また、研修生の選考方法や研修内容、研修費用、研修生の新規就農後の支援体制について、双方の意見を交換しました。

 添田町役場地域産業推進課の白石勝利係長は「就農希望者が無事就農し、地域の担い手となれるよう、JA同センターを参考にしながら、手厚い支援体制を築いていきたい」と話していました。

 JA就農支援センターは自己改革の基本目標である「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」に向けた事業の一環として、優れた担い手を育成支援し地域農業基盤の維持発展を図ろうと、平成27年9月に開所しました。これまで14人が卒業、就農しています。


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