JA青年部黒木地区木屋支部が、八女市黒木町の木屋保育園の年長園児15人とポップコーン用トウモロコシの収穫体験を開きました。
園児に食と農の大切さと、作物を育てる苦労や喜びを感じてもらうために開きました。
同支部青年部員は、同保育園の近隣に借りた約5aの畑を「ふれあいらんど」と名付け、サツマイモとポップコーン用のトウモロコシの定植・収穫体験を通して、園児との交流を毎年楽しんでいます。収穫したトウモロコシは、5月末に園児と一緒に定植したものです。
体験では、松尾満支部長が、収穫のコツや皮の剥き方を説明。園児は採れたてのトウモロコシを手にして「おいしそう」「黄色くて大きい」など歓声をあげながら、青年部員5人と一緒に約300本のトウモロコシの収穫を楽しみました。
収穫したトウモロコシは、乾燥し、ポップコーンにしてその日のうちに園児に提供されました。12月上旬に開かれる黒木地区の農業まつりでも販売されます。また9月中旬には、サツマイモの収穫体験も開かれる予定です。
青年部同支部は8人で構成。平均年齢は約32歳です。生産する作物は、茶・ナス・イチゴなどさまざまですが、同支部の活動を通して、情報交換や農業に対する意識を互いに高め合い交流しています。
松尾支部長は「園児たちが楽しそうに収穫する姿を見ると、自分たちも頑張ろうと思える。今後も農と地域の懸け橋になれるような活動をしていきたい」と笑顔で話していました。