JAブルーベリー研究会が5月31日、星野地区センターで「平成30年産ブルーベリー出荷説明会」を開き研究会員14人が参加しました。適熟収穫や選果作業を徹底することで、良質なブルーベリーを出荷し、有利販売につなげます。
JA管内では、ブルーベリーは5月30日から出荷が始まり、8月中旬に最盛期を迎え、9月末まで4~5tを福岡と大阪の市場に出荷します。
30年産は、剪定や枝作り、木作りなど生産者の入念な栽培管理もあって、品質は非常に良好。収量も昨年を大幅に超える見込みです。
説明会では、JA職員が収穫やパック詰め、出荷作業における注意事項を参加者に説明。今年度から再び始めた冷凍果実の出荷要領についても入念に確認しました。その後開かれた目合わせでは、参加者は大きさごとに机に並んだ実物を見ながら、出荷に適した規格や品質について意見を交換しました。
ブルーベリーは、防除の手間がほぼ掛からず、生産者の間でも栽培しやすい果樹として人気があります。JA担当職員も「作って良し。見て良し。食べて良し。単価も安定している」と太鼓判を押します。現在出荷しているのは食味に優れるハイブッシュ系。ピークは6月下旬から7月上旬で7月下旬まで続きます。その後、大玉で収量性の高いラビットアイ系の収穫が7月中旬から始まります。
ブルーベリー研究会は、現在18人が約1㏊で作付けしています。山口耕一会長は「今年産は今までで一番いい出来だ。収穫から出荷まで管理を徹底し、おいしいブルーベリーを消費者の皆さんに届けたい」と話していました。