JAぶどう部会で4月27日、ブドウ「デラウェア」の初出荷を迎えました。ハウス栽培で早朝収穫したばかりの約73㎏を福岡・広島の市場へ初出荷しました。糖度21度の強い甘さとほどよい酸味、ほのかな香りが特徴。小粒で食べやすく子どもにも人気があります。
平成30年産は、降雨が少なく、生産者のこまめな栽培管理もあって、着色も進み濃い赤紫色の張りのある高品質なデラウェアに仕上がっています。
5月中旬から6月上旬にピークを迎え、7月まで出荷量36tを見込みます。
同日には、初出荷に合わせ目合わせ会を開催。生産者やJA担当職員など約30人が参加し、1房50ℊ以上の「青秀」、70ℊ以上の「赤秀」など、規格の異なるデラウェアを前に、品質基準や出荷要領を確認しました。
同部会は、県内系統販売シェアの約6割を誇る県下最大のブドウ産地で部会員313人が栽培。その内17人がデラウェアを栽培します。
JA担当職員は「着色不良やシワ枯れに注意し、品質や規格を統一することで、おいしい初夏の味を消費者に届けたい」と意気込んでいます。