5月の収穫時期を間近に控え、九州でも有数の生産量を誇るJAうめ部会が4月23日、JA立花地区センターで「平成30年産うめ取引会議」を開きました。取引市場や部会役員、JA、関係機関職員ら22人が出席しました。
販売数量計画250t、販売高計画1億955万円の達成に向け、小梅・大梅のほ場視察で生育状況を確認した後、情勢報告や意見交換、市場別販売会議を行いました。
30年産の梅は、2月の平均気温が昨年を下回り昨年比15日程度遅く開花。開花後3月中旬以降、気温が上昇したことにより生育が前進化した。園地・品種間における結実のバラツキがあるものの、現時点における結実量は昨年並みとなっています。
部会員115人で42haを栽培。出荷量は小梅(品種=光陽)で65t、大梅(品種=鶯宿、玉英、南高)で160t、加工用で25tを見込んでいます。集荷開始は小梅が5月14日から、大梅は23日からを計画しています。
鵜木雪弘部会長は「生産者の努力により例年以上の高品質な梅が出荷できる。適期収穫に努めたい」と話していました。