JAそら豆研究会は、4月24日、筑後市でソラマメの目合わせ会を開きました。28日の初出荷に向けて規格や品質について確認しました。5月下旬まで、約2600㎏を関東の市場まで出荷します。
同研究会は、江崎昭義会長を中心に、6人で約29a作付けします。目合わせ会には研究会全員とJA職員、関係者10人が参加しました。JA園芸指導課の職員が今年産の生育状況や収穫方法、出荷規格などについて説明。気温の上がらない早朝に収穫することや、摘み取り部は莢(さや)から5㎜程度にすること、色抜けや虫食いに注意することなどを確認しました。
また参加者は実物を手にとり、見比べながら良質な外観など規格について意見を交換しました。
今年産は、冬場の気温が低く推移した影響で生育が遅れ、実が小ぶり傾向ですが、病害虫などの被害もなく、収量も前年度の1960㎏を超える見込みです。
JA担当職員は「今年産は色が濃くて丸みを帯びた高品質なソラマメが期待できる。出荷規格を統一して、おいしいソラマメを消費者まで届けたい」と話していました。