JA茶業部会は12月20日、福岡県の小川洋知事を表敬訪問し、第71回全国茶品評会の受賞結果を報告し「福岡の八女茶」を贈りました。
同品評会の玉露の部で、上陽町の久間正大さんが最高賞の農林水産大臣賞を受賞。今回で「福岡の八女茶」は玉露の部で4年連続の受賞となりました。また、八女市は、産地賞を17年連続で受賞しました。
贈呈式には、久間正大さんと妻の純子さんをはじめ、福岡県茶生産組合連合会の藏内勇夫会長、桐明和久副会長、JAの久保薫組合長、JA茶業部会の斉藤元部会長、野中敏光副部会長が出席しました。受賞報告をした後、久間さんが受賞茶の玉露を小川知事に贈呈しました。
受賞茶を味わった小川知事は「日本一の玉露をいただくと、いつも旨味とコクに感動させられる。このような福岡県が誇る『福岡の八女茶』を国内外の皆さんに親しまれ愛されるお茶になるようPRにも力を入れていきたい」と話していました。
久間さんは「玉露を作り始めて3年目。今年は、天候が安定せず、栽培管理が非常に難しかったが、今までで最高級の玉露ができた。今後も、もっと若い世代の方にも飲み親しんでもらえるようなおいしい八女茶を作っていきたい」と喜びを語っていました。