JAは11月23日、農業や自然の大切さを学んでもらおうと、八女市黒木町で「ファームステイ収穫祭」を開き、JA管内の小学生児童と保護者28人が参加しました。
ダイコンやハクサイ、ニンジンなど、収穫時期を迎えた旬の野菜の収穫を体験しました。
児童は、受け入れ先の椿原寿之さんから大きな野菜の見分け方や収穫のコツなどの説明を受けた後、畑に入り「こんなに大きいのが採れた」と、保護者や生産者と一緒に笑顔で収穫を楽しみました。
体験後には、野菜を使った手まり寿司や温かくておいしいおでん、鴨の丸焼きなどを作り、昼食準備にも奮闘。また、参加者自らが2本の木材を細く削って昼食時に使う箸作りや竹を使った料理を盛り付ける器作りにも挑戦しました。
児童は、今年の7月に2泊3日の日程で開かれた「JAふくおか八女夏休み子どもファームステイ」にも参加し、同町の農村で田舎暮らしを体験しています。
参加した児童は「とても楽しかった。また来年も来たい」と笑顔で話していました。
児童の保護者は「普段は内気な子だが、体験を通じて少しわんぱくになったようだ。来てよかった」と子どもの成長に目を細めていました。