ＪＡ花き部会女性部が、１１月１５日、ＪＡ本店で、ハーバリウム教室を開き、部会員２８人が「光る花づくり」を楽しみました。
ハーバリウムとは、植物標本という意味で、ドライフラワーやプリザーブドフラワー（脱色・染色した花）をミネラルオイルと一緒に瓶詰めしたもの。動かすと優しく揺らめく花が見るものを癒し、結婚式の引き出物やインテリアとして人気があります。
この取り組みは、今後ＪＡ管内で生産された花でハーバリウムを作り、ＪＡ直売所や道の駅などでの販売につなげようと、認定講師の石橋友美さんを招いて開かれました。
参加者は、アジサイ、バラ、ユーカリなど約３０種類の花材をピンセットで丁寧にガラス瓶に詰め、オイルを注ぎ、大小２つのハーバリウムを作り上げました。
出来上がったハーバリウムをライトステージの上に載せると、花から神秘的な光が放たれ、参加者は一同に「きれい」と感嘆のため息をもらしました。
参加した一人は「こんな花の楽しみ方があるなんて知らなかった。自分のお店でも販売してみたい」と話していました。
同部会の古賀貴美夫部会長は「ハーバリウムを作るのは今日が初めてという人がほとんどだと思う。新しい花の鑑賞の形を知ることで今後の活動につなげていきたい」と話していました。