JAが9月27日、筑後市で「平成29年度米販売懇談会」を開きました。29年産米の生育状況や、販売方針について確認するとともに、農業生産の拡大や、農業者の所得増大に向けた取り組みについて意見を交換しました。
実需者や関係機関、JA全農ふくれんを含むJA担当職員ら46人が参加。29年産米の販売方針としてJAは、①マーケットインに即した品種誘導と販売計画の策定②産地指定契約の拡大や実需者・消費者と産地の顔が見える契約取引の実施③販売先との協議による早期販売の実現ーに取り組むことを確認しました。
また、課題提起では、中山間地での米の生産量確保や、中食・外食用の米の作付けなどについて意見を出し合いました。
JA全農ふくれん農産部の三苫一弘部長は、「米を取り巻く状況は依然として厳しいが、生産者の所得増大のため、一致団結しておいしい福岡県産米の販売に努めたい」と話していました。
目下のところ、JA管内では、「夢つくし」の収穫が終わり、現在「つくしろまん」「元気つくし」の収穫が行われています。