5月18日と31日に開かれた「福岡の八女茶」の品質を競う「平成29年度福岡県茶共進会」で、最高位の農林水産大臣賞に輝いた八女市上陽町の樋口龍也さん(煎茶の部)と八女市黒木町の城昌史さん・志穂さん(玉露の部)が6月23日、福岡県庁を訪問し、小川洋知事に受賞を報告しました。
報告会では、両受賞者をはじめ、県茶業共進会の藏内勇夫会長や県茶生産組合連合会の桐明和久副会長らが出席。小川知事に受賞報告と受賞した煎茶と玉露を贈呈しました。
29年度福岡県茶共進会の出品点数は、煎茶の部142点、玉露の部107点の計249点でした。
両受賞者の茶を味わった小川知事は「煎茶、玉露ともに非常においしい。国内外問わず、多くの方にこの素晴らしい八女茶を愛していただき、親しんでいただけるよう、『八女茶カフェ』などのさまざまなイベントを展開してどんどんPRしていきたい」と力強く話していました。
また、煎茶の部で受賞した樋口さんは「素晴らしいお茶ができるには、生葉をつくる段階の作業が最も重要です。その段階では、JAの指導員や普及センターの職員から多くの指導を受けている。その方たちは、表には出ないが、今回受賞できたのは、そのようなお茶作りに携わっていただいている方々皆さんの力があったからこそだと思う」と話していました。