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藤の開花に先駆け、神酒召せの式

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開花に先駆け行われた神事「神酒召せの式」
開花に先駆け行われた神事「神酒召せの式」

 黒木町で4月15日~5月5日の期間で開催する八女黒木大藤まつりに先駆け、藤の開花の大願成就をたたえる「藤の花神酒召せの式」が14日に同市の素盞嗚(すさのお)神社境内で開かれ、式の藤娘(巫女役)をJA黒木支店の加藤新菜職員(19)が務めました。

 加藤職員の他、地元企業に勤める女性2人が藤娘を務め、白・赤色の巫女装束を着用した3人は、神酒が入った桶を藤の木まで丁寧に運び藤の根元にお神酒を注ぎました。

 加藤職員は「今年は、例年に比べ開花が遅れていてゴールデンウィークがちょうど見頃だそうです。開花後の藤棚は圧巻です。毎年、遠方からの来場者も多く、境内に様々な露店が並んで、とてもにぎわうので今年も楽しみです」と笑顔で話しました。

 14日現在、上の方に少し花がついた状態で、1部~2部咲き。まつり期間中の午後6時30分~午後10時にライトアップされます。

 この式は、藤の開花の大願成就をたたえ藤の木の根元に神酒を注ぐ神事。かつての戦火などで損傷を受けた藤の木に、酒の粕(かす)を根元に与えたところ樹勢が回復したという故事にちなみ、毎年開花に先駆けて行われています。


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