産地の現状を学び、相互理解を図ろうと、1都7県の会員生協で構成する国内最大手のコープネット事業連合の理事や職員ら20人が2月27、28日の両日、産地の視察並びに交流でJAを訪れました。
コープネット事業連合の役職員らは2日間を通して、どのような人がどのような環境で、どれだけ苦労をして農産物を栽培しているのか学ぶため、視察(茶園・選果場・就農支援センター・パッケージセンターなど)や収穫体験(タケノコ・イチゴ)、また、生産者との交流会を行いました。
八女市のタケノコほ場では、生産者からタケノコの種類や特徴、収穫方法など説明を聞いた後、2人1組のペアで収穫を体験。日ごろ手にしない鍬を使い、「タケノコ1つを掘るのもひと苦労。収穫適期のタケノコの見極めが難しい」と泥だらけになりながら収穫を楽しみました。
久保薫JA組合長はあいさつで「消費者である皆さんに、安全で安心できる農産物を提供することが産地の役目。生産現場を直接見て体験してもらい、生産者の苦労や生産に対する思いを肌で感じ、『八女の農業』を多くの方に伝えてほしい」と話しました。また、コープぐんまの梅澤義夫代表理事理事長は「2日間の産地視察で、生産者と交流を重ねながら、今後も組合員にたくさんのおいしい農産物を届けられる関係を続けていきたい」と話していました。