消費者に選ばれるお茶づくりを目指す福岡県茶業青年の会が1月31日、八女市のJA全農ふくれん茶取引センターで「平成28年度21世紀茶業経営研究大会」を開きました。研究大会では青年の会活動報告や「ハダニの生態とその防除について」の講演、12点の煎茶の中から投票でおいしさを競い合う「おいしいお茶№1決定戦」などを行いました。
「福岡の八女茶」産地の若手生産者が一体となり、生産向上・ブランド化を図ろうと開いた研究大会には会員や関係機関職員ら約60人が参加しました。
講演では、日本農薬㈱の金井信太さんを講師に招き、「ハダニの生態とその防除について」と題し、高品質なお茶を栽培する上で不可欠となる防除作業について学びました。
また、「おいしいお茶№1決定戦」では、同じ抽出条件の下、淹れた煎茶12点の中から最も多く票を集めた上陽支部が優勝に輝きました。
井上和也会長はあいさつで「青年の会の活動成果を皆で共有することで、さらに一致団結した組織力向上を図るとともに講演では基本に立ち返ってしっかり学んで高品質なお茶作りに繋げてほしい」と話していました。