JAいちご部会で、11月1日から平成28年産イチゴ「博多あまおう」の出荷が始まり、黒木町のJA黒木選果場から関西の市場へ14パック(1パック270g)を初出荷しました。
福岡県内の「博多あまおう」生産量の3分の1を占める同部会。さらに供給力強化を図るため、28年産から主力商品の平詰めパックと2段詰めパックの規格を1パック300gから270gに変更します。1年間行った試験販売では市場から「従来のものと比較しても見栄えも変わらず大変良い」と高評価。部会は、軽量規格への変更初年度として、例年にも増して高品質「あまおう」の安定供給を重要視しています。
生産対策では、従来通り作型に応じた肥培や温度、かん水などの適正管理の実施、苗の充実や土壌消毒の徹底等に努めてきました。
初出荷した中切畑苺生産組合の原嶋光保さん(34・矢部村)は「甘みがあり酸味も程よく味が良い。自信を持ってお勧めできる。今後、順調に気温が下がっていけばさらに良いものを出荷できると思う」と笑顔で話していました。
11月中旬ごろから連日出荷。年内のピークを12月下旬、シーズン通してのピークを3月下旬から4月上旬と見込んでおり、5月下旬まで出荷します。