
JAレイシ研究会で5月18日、苦味が少なく、ぷくっとボリュームがあり、濃い緑色が特徴のレイシ(品種=えらぶ)の出荷が始まりました。
平成28年産は、生育期の天候に恵まれ、暖かい日が続いたため、果実の肥大や形、色つきともに良好で高品質な仕上がりです。7月中旬に出荷最盛期を迎え、9月下旬までに110tの出荷量を目指します。
同研究会は、管内の暖かい気候を生かし、イチゴやキウイフルーツなどを栽培する農家が主となり、夏場の収入確保や年間を通したハウスの有効活用としてレイシ栽培を行っています。レイシは、もともと農薬などを必要とせず病気にかかりにくいため栽培がしやすく、管理作業では生産者の負担も少ない。今後は有利販売に向け、栽培講習会や規格統一を図る目合わせ会を開き、品質・収量確保に努めます。
JA担当職員は「今年度は気候もよく、順調に育っている。健康にもよい夏の旬野菜レイシを、消費者の皆さんに食べていただきたい」と話しました。