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初夏の味覚、ソルダム出荷順調

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ソルダムの出荷規格について入念に確認する参加者
ソルダムの出荷規格について入念に確認する参加者

6月2日より始まったすももの一品種であるソルダムの出荷が順調です。この日(11日)は、JA黒木選果場に153ケース(1ケース1.6㎏)が持ち込まれ、福岡や関西・関東の市場に出荷されました。7月上旬まで続き、ハウス・露地栽培合わせて約30tの出荷を見込みます。

「ソルダム」は、糖度が12とスモモの中でも甘く、緑色の果皮とは対照的な鮮やかな赤い果肉が特徴。果汁がたっぷりで果肉が柔らかく栄養価も高いことから、健康志向の高い消費者を中心に人気を集めている品種です。

 今年産は、春先から気温の高い日が続いたため生育が前進。開花も早く、昨年よりも16日早い出荷となりました。市場ではパック単価が450円とコロナ禍の影響も受けず安定して推移しています。

JAすもも部会はこの日(6月11日)八女市黒木町の集荷場でソルダムの出荷目合わせ会を開きました。6月下旬の出荷最盛期へ向けて熟度などの品質を統一することが目的。部員やJA職員合わせて20人が参加しました。

目合わせ会では、JA担当職員が果形や着色程度についてサンプル用のソルダムや果実を輪切りにした写真を成熟度ごとに並べたカラーチャートを使って出荷規格を説明しました。

 JA担当職員は「農家の方が丹精込めて育てたので、一円でも高く取引されてほしい」と話しました。


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