
JAが5月10日、JA筑後カントリーエレベーターに隣接して新設する「大豆乾燥調製施設」の起工式を行いました。起工式にはJAや行政、建設業者などの関係者ら約50人が出席しました。
JAは施設の建設により昨今の大豆栽培面積の増加に対応するとともに、乾燥調製の徹底と検査体制の強化、また、より効率的な乾燥・調製を通じ、高品質な大豆の安定供給を目指します。
施設面積は1,397㎡。大豆1,600t(栽培面積500ha)の乾燥調製能力を備えます。10月中旬の完成を予定しています。
JAでは平成28年3月のJA水田フル活用ビジョン推進大会で、今後3年間の「望まれる『福岡の大豆』づくり方針」を制定。水田農業の基幹作物である大豆を担い手の経営安定に寄与する重要品目と位置付けています。作付面積の拡大と上位等級比率の向上による高品質大豆の安定供給、需要拡大を図っており、28年産以降の作付面積は500haを計画しています。