JAふくおか八女管内で、令和2年産イチゴ「博多あまおう」の定植が始まっています。新規就農希望者を対象に、農業・経営に関する技術や知識習得に向けた研修を行うJA「就農支援センター」でも9月17日、イチゴでの新規就農を目指す6期研修生5人が、4棟約14aのハウスに、約9,000株を定植しました。
5人は、同センターのイチゴ指導者の茅島博敏さんの指導の下、植穴に1株1株イチゴ苗を丁寧に定植していきました。
研修生は、川島潤矢さん、天ケ瀬章さん、上野聖子さん、内田宗宏さん、川田悠斗さんの5人。5人は6月1日に入所し、育苗からハウス内の片付け、土作り、ビニール張りなど、実践を通して栽培技術を学んできました。
川島さんは「9月の台風が過ぎた後、外していたビニールを張りなおして急ピッチで定植の準備をしてきた。2日間掛けて早期作型(V型)を定植する。収穫は11月中旬になるが、収穫が待ち遠しい」と期待を寄せています。指導者の茅島さんも「今年産は台風対策も万全にでき、病気も少なく、水やりも充分にできたことで良質の苗ができている」と自信を見せています。
JA管内全体では、9月末まで定植が行われる予定です。