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中山間地の産地振興へトウガラシ初収穫

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赤々と実ったトウガラシを収穫する石川さん
赤々と実ったトウガラシを収穫する石川さん

 JAでは、中山間地の産地振興品目として、トウガラシの生産を始めました。令和2年度から本格的に始め、現在は矢部村の生産者6件が栽培しています。同村のJA集荷場に持ち込まれた後、大分県の加工業者「株式会社つえエーピー」に出荷し、ペースト状に加工され販売されます。11月まで約2.5tの出荷量を見込みます。

 JAでは、生産者の所得増大を目的に、中山間地域への野菜振興として、新規品目の栽培を模索してきました。その中で、トウガラシが病害に強く収穫量が多いこと、栽培管理が比較的容易なことに着目し、生産振興に乗り出しました。

 初めてのシーズンとなる今年は、5月下旬に定植し、7月下旬から収穫が始まりました。同村の石川輝明・春美さん夫婦の2aの園地では、連日収穫作業が続いています。石川さんは苗300本を定植。1本の苗から約2~3㎏が収穫できるそうです。開花から20日程度で実が付き、赤トウガラシと青トウガラシを一緒に収穫。水中ポンプで土に水を流し込むなど、水管理を徹底しています。石川さんは「実がたくさんなっていて、1年目としては上出来だと思う。暑さに負けずに今後も収穫を続けたい」と意気込んでいます。

収穫作業に励む石川さん夫婦
収穫作業に励む石川さん夫婦

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