JAブルーベリー研究会で、6月15日から、令和2年産ブルーベリーの出荷が始まりました。同研究会では、星野村の酸性の土壌に適した品種を選び栽培します。食味に優れるハイブッシュ系や大玉で収量性の高いラビットアイ系など、高い品質が市場から評価され、「星野村ブランド」として年々定着しつつあります。9月上旬まで、青果と冷凍果実合わせて約5tを、福岡と大阪の市場に出荷します。
初出荷に合わせ、6月12日には、同町のJA集荷場で、集荷説明会と出荷目合わせ会を開きました。説明会では、参加者は出荷要領や収穫・パック詰め・出荷作業についての注意事項を申し合わせました。目合わせ会では、大きさごとに机に並んだ実物を見ながら、出荷に適した規格や品質について意見を交換しました。
JA担当職員からは、有利販売につなげられるようできるだけ毎日収穫を続けることや、梅雨時期に入っての割れ果に注意することなど説明がありました。
同研究会は、今年産ブルーベリーを20人が約1haに作付けします。山口耕一会長は「今年産は少雨の影響が心配されるが、基本的には例年通り高品質。安全安心の国産ブルーベリーを消費者にぜひ味わってほしい」と話していました。