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JAふくおか八女や、JA柳川、JAみなみ筑後、JA福岡大城の各JAと行政・関係機関で構成する、筑後地域米麦大豆振興協議会は、12月12日、筑後市の「サザンクス筑後」で「こめこめ研修会」を開きました。
研修会は、平成7年から毎年開催されており、普通作の生産が盛んな筑後地域が一体となって栽培技術の向上を目指し、地域農業の発展を図ろうと開かれました。今回は同地域の普通作関係者約350人が参加しました。
令和元年の九州産米の作況指数が「86」で、作柄が「不良」であったことを踏まえ、影響が大きかった、トビイロウンカなど病害虫の防除対策などについて講義形式で学びました。
研修では、病害虫防除に効果的な「ゼクサロン剤」や、高密度播種の苗病害対策、穂枯れ対策などについて、担当者が紹介しました。また、JA全農から小宮山鉄兵さんを招き、ICT技術を駆使した、スマート農業の取り組みについて講演が開かれました。
鵜木髙春JA組合長は、主催者あいさつで「不作の原因を、研修を通して皆で考え、米・麦・大豆づくりを見直していくことで、来年の豊作につなげていこう」と話していました。