秋から冬にかけてガーベラの出荷が本格化しているJA花き部会広川ガーベラ部が八女郡広川町のJAガーベラパッキングセンター内に設置したガーベラ直売コーナーが人気を博しています。
同部は西日本一のガーベラ生産量を誇ります。周年を通して出荷しており、今年6月以降に定植したものが、現在開花期を迎えています。同センターには毎日、約3万本が持ち込まれ、福岡や関西、関東などの市場に出荷されています。直売コーナーには、生産者が持ち込んだ新鮮で色とりどりのガーベラ約80種類が並びます。花の長さが足りないものや茎が若干曲がったものなど、市場へ出荷できないガーベラを、1本25円(税込)で販売しています。また、今年からは出荷同等品質のガーベラにキャップを付けて1本30円(税込)でも販売しています。通常、1本100円ほどで店頭に並ぶものだといいます。(※12月は需要期となるため、キャップなし30円、キャップあり35円)
JA広川地区センターの担当職員によると、同部が取り組む販促活動によって認知度が高まり、口コミなどで遠方から訪れる消費者も多いといいます。
購入から長期間飾れる日持ちの良さや、価格の安さ、色が豊富で選べる楽しさも人気の要因だ。消費者が新鮮なガーベラを購入できるよう、JA職員や同センター選花員が小まめに花に水を与え管理しています。
JA担当職員は「集荷されたばかりの新鮮で色とりどりの美しいガーベラを消費者の皆さんに楽しんでもらおうと直売コーナーを設置している。色や形を自由に選んでもらって、大切な人に贈ったり家に飾ったりして楽しんでほしい」と話していました。
営業時間は午前9時から午後3時で店休日は毎週木、日曜日となっています。