木材を山中から運び出す農具として使われた木ぞり「木馬(きんま)」を引き、タイムを競う「第19回ジュニアきんまレース大会」が11月9日、八女市上陽町の春の山公園で開かれました。小学校4年生以下の部と6年生以下の部に分かれ、計60チームが競いました。
レースは、俵(4年生以下が80㎏、6年生以下が120㎏)を載せたきんまを3人1組で押すか引くかしながらゴールを目指すというものです。どのチームも悪戦苦闘しながら折り返しコース42.195mを駆け抜けました。上位入賞者には、地元の特産「上陽牛10㎏」「上陽豚10㎏」など賞品が贈られました。参加した児童の一人は「初めて引いたきんまは思った以上に重く、折り返しが難しかった。来年は優勝を狙いたい」と笑顔で話していました。
10日には、「一般部門」と「レディース部門」に分かれた「第27回全日本きんま選手権」も開かれ、盛り上がりました。
JA上陽地区センターが協賛した同大会では、併設会場で、「上陽地区ふれあい農業まつり」も開かれ、青年部や女性部による食品・農産物販売などで、JAをPRしました。